■押さえどころ

フォトメモリ

 主にデジカメで撮影した画像に15種類のイメージ処理をかけることができます。

パワーザウルスMI-610ではフォトメモリ上に登録された画像に対して様々な画像効果を加えることができます。

これまでパソコンをもっていないと使うことができなかった画像効果がパワーザウルスだけで使えるようになりました。

画像によっては思いがけない効果が現れることもあるのでこの機能をあらかじめ一通り試してどのような効果が得られるのかを試してみると良いでしょう。


■画像効果の種類

画像効果の種類は15種類でパソコンのフォトレタッチソフトやイメージ処理ソフトのようなプラグインによる新規画像効果の追加はできないようです。

画像効果 種類1
画像効果 種類2

■実際の画像効果例

photo_original.jpg (29916 バイト) オリジナル画像

この画像に対して各種画像効果をかけてみます。

小さな画像をクリックすると実際の画像を見ることができます。

画像

効果名
色鉛筆タッチ 色鉛筆タッチ

色鉛筆で描いたようなイメージになります。

ポスタータッチ ポスタータッチ

色使いがクッキリとしたイメージになります。

セピア色タッチ セピア色タッチ

古き良き時代の色合いとなります。

ワイン色タッチ ワインレッドタッチ

こちらも程良く色づいた画像となります。

ワインとセピアがあって、モノクロがないのはなぜ?

点描画タッチ 点描画タッチ

裸の大将的画像となります。

水彩画タッチ 水彩画タッチ

水彩画タッチの画像となります。

油絵タッチ 油絵タッチ1
油絵タッチ2 油絵タッチ2
イラストタッチ イラストタッチ

輪郭のハッキリした画像となります。

木炭がタッチ 木炭画タッチ

コンテを使ったような画像になります。

キャンバス地タッチ キャンパス地タッチ

カンバスの上に描いたような画像になります。

ライトアップ ライトアップ

夜の闇に浮かぶような画像になります。

ソフトフォーカス ソフトフォーカス

輪郭のぼやけた画像になります。

ソフトフレーム ソフトフレーム

画像の周りに枠が付きます。
枠の周りの画像がぼやけます。

クリアフレーム クリアフレーム

画像の周りに枠が付きます。
枠の周りの画像は枠の形に添って変形します。

 ソフトフォーカスがあるのにシャープフォーカスが無いのが不思議です(^_^; 


■画像の減色

画像効果と同様に画像修正時に選択できる機能が減色です。

256色以下に減色し画像フォーマットもGIF型式になります。

パワーザウルスの減色機能はパソコンのフォトレタッチソフトがもっているような最適化されたパレットを作るタイプではなく、システムカラーパレット固定の減色なため、あまり綺麗なものとはいえません。

また、写真の画像(JPEG)を減色してGIFにしても画像データサイズはあまり変わらないため出番の少ない機能と言えます。

画像

減色方法
鳩ポッポオリジナル オリジナル

10,036色の画像です。
JPEG型式 ファイルサイズ 16,291バイト

鳩ポッポ パワザウで減色 パワーザウルスで減色

パワーザウルスのシステムカラー256色のに近似させるため元の画像から大きく変わります。
GIF型式 ファイルサイズ 18,235バイト

鳩ポッポ パソコンで減色 パソコンのレタッチソフトで減色(最適化パレット/ディザ無し)

GIF型式 ファイルサイズ 51,686バイト
JPEG画像をGIF型式にしてもサイズが大きくなるだけで通常は使う意味がありません。

この減色機能はMOREソフトを作るときのアイコンやイメージを作るときのために用意されているのでは? これらの画像はGUIカラーに最適化しておかないとパワーザウルスの画面上で色合いが上手くでません。