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ざうまがFLASH再録
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ざうまが FLASH News 99/04/12
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ざうまが FLASHではザウルス界の最新情報をお届けします。
このマガジンはMSゴシックなどのピッチ固定フォントでご覧下さい
アイクルーズ情報Webは13日正午公開予定です。
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□ 解説ホームページは「まるとのPDA情報局」から
うわ〜(^^; 寝過ごしたぁぁぁ．．． 正午公開予定と言いながらいまだに
ざうまがFLASH
の原稿書いてます。 誤字脱字、意味不明の文脈はご容赦を！
ホームーページの方は速報的にまとめますので、ＰＤＡ情報局トップページから
リンクしていって下さい。
・まるとのＰＤＡ情報局
http://www.asahi-net.or.jp/~ef8y-tgs/
・アイクルーズに関する質問はこちら
http://w3mb.kcom.ne.jp/~maruto/newzaurus/wwwboard.htm
この会議室に発言すれば、私が調査して回答します。 ただし、シャープさん
Web
で発表されている内容を熟読して、そこに書かかれているで聞かないよう
に(^^)/
・で、もってアイクルーズに関する期待とか不満はこちら
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/1803/geobook.html
すでに非難囂々(^^;
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□ アイクルーズ発表
4/12アイクルーズ遂に発表。
・まじめな情報はシャープさんwebで
ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/sc/gaiyou/news/news.html
新製品情報
http://www.sharp.co.jp/sc/eihon/miex1/text/index.html
アイクルーズとは上記のような物です。
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□ 秘密組織ざうまが調査隊による情報
■情報総力戦
ざうまがとして新製品発表会に出ることはできませんでしたが、あれこれ手を尽
くして情報を入手しました。 発表会以上にネタが濃かったりして(^^?
皆さんが本当に知りたい情報が今ここに！
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■アイクルーズ颯爽登場．．．か？
ついに出てしまいましたね、アイクルーズが。
なんか、一部では数ヶ月前には動いてたよ〜という話も聞こえてくるのですが、
やっとこさ登場といった感じでしょうか？
まあ、誰でも最初に思うのは「高〜〜〜〜〜い」という点で、一体誰が買うの
か？ 興味津々です。（まあ、今度こそ買わねば＞まると）
発表が12日、発売が16日と異例の速さですが、相当前から準備ができていたと考
えると辻褄があうのかな？ また、本来はアイゲッティと同じ頃発表したかった
のが、アイゲッティに遠慮して１ヶ月遅れとか(^^? まあ、遠慮しなくてもユー
ザーが購入を遠慮するからね〜(^^)/
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■画面は凄いの一言
パソコンの世界では最低限の VGA画面ですが、ＰＤＡとしては史上最大の画面解
像度でしょう。（どこまでＰＤＡの範疇とするかは謎(^^?）
ショールーム等で見ると納得と思いますが、非常に鮮明な表示に驚かされます。
パソコンの VGAではフォントのバランス問題でなにか小汚いイメージでしたが、
シャープさんご自慢のＬＣフォント登載で非常にすっきりしたものとなり、見や
すさ度が高くなっています。
画面サイズが４インチ（MI-610とほぼ同じ）なので文字が小さくなりすぎるかと
思いきや、可読性も十分あり、１画面の情報量が多くなるため一覧性も良くなっ
ています。
画質、カラーバランス、明るさとも文句無しにＯＫが出せます。
VGA 画面を活かした各種機能は別途解説します。
画面はＯＫでしょう。
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■どーするデザイン
まさか、本当にこのデザインで来るとは．．．
以前、スクープネタでアイクルーズと思われるスクロールボタン周りをEVA
アニ
メで再現したのですが、某氏から提供してもらった参考画像に描かれていた本体
の飾りは「まさか、本当にこんな物付けないよな」と、勝手に判断して省きまし
たが、本当についてしまった(^^;
このデザインは好みが分かれるところでしょう。 特に購買層と思われる３０歳
台にとって「面白い、格好良い」と見るか「ゴテゴテしすぎ、持つのが恥ずかし
い」と見るか賛否両論でしょう。
Web の画像ではわかりにくいけど、本物見ると頭痛いぞ〜(^^; 凄すぎ。
サイバーザウルスとかザウルス2000とか言いたくなるなるデザインです。
これは超高解像度画像を入手できたので、 WEBに先行して上げておきます。
（この画像でもそのインパクトを現し切れてないと思います）
・アイクルーズ＋デジカメ超高解像度画像（400KB近くあります）
http://members.xoom.com/maruto/icruise/icruise.jpg
せめて、メビウス PJ2のように「モバイルジャケット」的に飾り部分を取り替え
ることができたら．．．木目調のパネルにできたら．．．なのに〜と泣きが入る
こと必至かな？ まあ、好きな人は好きなデザインでしょう。
・参考：メビウスPJ2のモバイルジャケット
http://www.sharp.co.jp/sc/eihon/pcpj2/text/02body.html#1
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■逆襲のデジカメ
パワーザウルス用のデジカメ CE-AG03については、「ピントが甘い」「色再現性
が悪い」「当たり外れがある」と散々な評価をしてきました。 噂によると設計
などに携わった人には各方面からあれこれ言われたとか。（まあ、私のWeb
など
その最たるものですが(^^;）
それから約２年、ついに「これでどうだ！」という会心の一撃が新型デジカメ
CE-AG05 でしょう。
85万画素XGA(1024x768ドット)
という画像サイズは現在のデジカメとしては中堅
どころの画像サイズですが、サイズ的にはコンパクトにまとまっており、オート
フォーカスがきちんと決まれば、ピンぼけの無い優れた画像を撮ることができま
す。
接写系も改善され、10cm程度まで近づいても歪みの無い画像が得られます。
（う〜ん、この部分はちょっとチェックが甘かったかな？）
デザイン的にもシンプルでスパイカメラを思わせるレンズシャッターなどは物欲
度を高めると思われます。（こういうのが好きな人には(^^;）
画像を管理する側のソフトも従来のフォトメモリではなく「マイコンテンツ」に
含まれる「電子アルバム」という機能で管理されます。 これは従来パーソナル
データベースとして用意されていた機能を発展させたもので、画像以外にコメン
トなどを書き加えてアルバム的な管理ができます。
特筆ものなのが「ドキュメントモード」です。
従来のデジカメで撮影すると否応無しにJPEGで保存されるため、名刺や新聞記事
看板類などを撮影すると圧縮ノイズにより文字の鮮明度が落ちますが、ドキュメ
ントモードでは画像保存を「PNG（ポータブル・ネットワーク・グラフィック）
形式」という可逆圧縮フォーマットで保存されるため、圧縮ノイズのない鮮明な
ままの画像のまま残すことができます。
このフォーマットとアイクルーズの高解像度画面の組み合わせで新聞記事などを
撮影して画面上で読むことができます。
その他、人物撮影、景色、オートなどカラーバランスやフォーカス精度などシー
ン別の設定が用意されており、補正などを考え無くて良い撮影ができます。
連写も64分割まで可能です。（XGA対応なので１画像が128x96ドット）
ズームに関しては「デジタルズーム」1.6
倍のみ登載されています。 このぐら
い高解像度になると３倍程度のズームは欲しいところですが、展示会等の撮影を
考えるとこれくらいで十分かも。
デジカメ専用コネクタが用意されたため、PCMCIAスロットをフリーな状態で利用
できるので撮影即メモりカードとかClik! が可能になっています。
デジカメはＯＫとします。（ただ、メモリとか電源周りを持たない素体で85万画
素が４万５千円もするのは「高い」でしょう）
また、従来のパワザウユーザーの悲願だった「まともなデジカメ」のチャンスな
のに、専用コネクタタイプでは流用がきかないのが残念です。
撮影時間はXGA の場合で5.5
秒と最新型デジカメよりは遅いですが、多用する
VGA やQVGAならこれより速いはずなので問題無しかな？ ただしフラッシュメ
モリカードは種類を選ばないと書き込み時間が長くなるので撮影時間も伸びま
す。
画像ファイルサイズとしてはXGA の場合約170KB 程度となります。
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■蓋が無くなった
アイゲッティのスライドケースも賛否両論ですが、アイクルーズにはスライド
ケースすらなくなりました。
代わりに専用ケースが付いていますが、「ポケットの中に入れる」という点では
問題外的な構造になっています。 画面周りの飾りは要らないから「蓋」付けて
くれ〜と言いたいです。 私もザウルスにカバーなど付けない派なのですが、蓋
は必要だと思ってます。
基本的な操作は画面にタッチしなくてもスクロールボタンでできるのでクリアな
蓋の登場が待たれますが、出ないよな〜？
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■その他外見的なもの
サイズ的にはMI-610の奥行き方向に比べ 7mm小さくなっており、実際に比較する
と確かに小さいことが分かりますが、デザイン的な問題で見た印象では一回り大
きい印象を受けるでしょう。 重さに関しても255gなので軽くなっていますが、
やはり比較対象がないと重さを感じさせると思います。
持ち易さやスクロールボタンの操作のし易さはアイゲッティよりずっと良くなっ
ています。
まあ、これはシャープさんのポリシーなのでもう何も言いますまいとは思うので
すが、「もうザウルス＝ PIMじゃない」という宣言ともとれるダイレクトキーの
省略です。どうしても必要な画面までの操作数が増えるので煩雑さを感じます。
メール一発選択とか、スケジュールをダイレクト表示など必要だと思うのですが
慣れの問題かな〜？？？
なお、メニュー他はアイゲッティ的なホームメニューがデフォルト、従来のオリ
ジナルメニュー、ＭＯＲＥソフトメニュー、クイックパスメニューなどが用意さ
れており、ユーザー設定で電源オン時の画面を選択できます。（電源切った後の
画面も可）
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■基本的な項目チェック
さて、ファーストインプレッション的な部分はこれぐらいにしておいて、発表さ
れた仕様等をトレースしながら解説します。
◆ハードウェア仕様
画面 低温ポリシリコンVGA(640x480) TFTカラー液晶 65536色
メビウス PJ2のようにブラック TFTではないため明るいとこ
ろにはやっぱり弱いぞ〜
メモリ 登載総量：24MB うちワークDRAM 8MB ユーザーメモリ16MB
利用可能メモリ15MB
注意点としてはアイクルーズには最初からサンプルデータが
山盛りのため、購入直後から意外に空き領域が少ないかも。
（削除すれば済むのですが）
ＣＰＵ CPU は120MHz駆動タイプSH-3（MI-610/310の倍速）
噂にあったDSP タイプでは無かったな〜。
動作に関してはストレスを感じません。（が、データが増え
ると速度が落ちるのは伝統通り）
モデム 33.6Kbps
デジタル携帯 内蔵＋別売ケーブル
ＰＨＳ 内蔵＋別売ケーブル（当然321S,341S,611S可）
DDI ポケットに対応するもPIAFS
のみ対応となります。
データ通信カード 仕様書には書かれていなかったな〜、聞くのも忘れた(^^;
MI-610で隠れスペックとして色々使えたから期待できそう。
デジカメ 85万画素（有効画素数80万画素）正方形プログレッシブ
スキャンCCD登載、単焦点レンズF2.2/8.0
f=6.0mm(44mm相当
オートフォーカス、最大XGA(1024x768)〜QVGA(320x240)を
撮影可能。 露光制御は絞り優先プログラムAE。
電源 リチウムイオン充電池（EA-BL03)
従来のバッテリーはEA-BL02で7.2V 750mAhの容量ですが、
BL03は850mAhの容量を持ちます。 サイズ的には互換がある
ため、BL02をアイクルーズで使う、BL03をMI-506/610で使う
こともできます。 容量が増えても動作時間が短くなるのは
バックライトのパワーが上がったが故の問題だそうです。
ハードウェアスクロールキーはソフト絡みで解説しますが、操作感覚としては
上下左右なので非常に快適です。（同じデバイスを登載したテリオスの評価を見
ると散々ですが、上下左右なら問題無し(^^)/）
決定他のボタン類も押しやすく
なっています。
【オプション類】
専用クレードルは AC/充電用端子付きで乗せておけばACアダプタをつけた時と同
じ状態になります。
Clik!
に関しては既に使える状態になっているようですが、メーカーであるアイ
オメガから対応製品が出ないので発表された仕様から「Clik!
」に関する部分が
あえて外されています。
噂のLAN カード対応やGPS
対応は発表時点では非対応となっています。
★使えなくなった従来のハードウェア
カラーザウルスのデジカメCE-AG02 は利用できません。
カラーザウルス用フラッシュメモリカードCE-AF02/03/06
は利用できません。
（これは動作に必要な電圧12V
の供給をしなくなったためだとか）
オプションポートが16になったため、従来のCE-155TS/CE-DA3/PA-1などを使う場
合は変換コネクタが必要になります。
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◆ソフトウエア仕様
ソフトの評価は従来の常識が通用しないため、言葉では表しにくいです。
アドレス帳やスケジュールはMI-310の頃から始まった新ＰＩＭ系列となっており
パワザウ派としては納得し難いユーザーインタフェースになっています。
また、「メニュー」が大きく変わり、従来のメニューパレット形式からタブを持
つメニュー形式に変わりました。 使い勝手としてはこちらの方が良いのと思い
ます。
評価するにあたり難しいのが「Myコンテンツ」の存在で、従来のパーソナルデー
タベースを拡張したような仕様となっています。 発売時点では19種類の標準
フォーマットのものしか付属せず、ユーザーによる定義ができないので「使えな
い」と烙印を押されかねない機能ですが、すぐに「定義機能ＭＯＲＥソフト」が
用意されるようで、ユーザーの好きなようにカスタマイズできるようです。
Myコンテンツはザウルス上に登録されているあらゆるデータの「ビューア」とし
て機能するらしく、これ自体が一つのプログラミングインタフェースとなってお
り、データを入力／表示するだけでなく、ボタンなどを付けて他の機能を呼び出
したり手順的なものを用意して自動処理までできるような気配を感じます。
これが本当であれば、ＭＯＲＥソフトを組まずにデータの自由な連係がはかれる
ようになる気がしますが、現物を目の前にしないと絵に描いた餅だな〜(^^?
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★MI-610から省略されたもの
省略ものに関しては色々あるのですが、「Myコンテンツ」として後から出る可能
性があるので、最初になくても途中から「ある」という状況になりそうです。
まず、「レポート」はありません。 でもすぐにMyコンテンツの一つとして用意
されるとのことです。
要・不要で評価の分かれている表計算についても非登載となっており、こちらも
ＭＯＲＥソフトでの提供が予定されているようです。（多分これは有償扱いにな
りそうです） なお、ワープロはMOREソフトとして登載されています。
「FAX
送受信」もありませんが、こちらはメニュー上にはグレーアウトした状態
で用意されており、シャープさん曰く「ちゃんと用意することを表明している」
との力強い回答が得られています。（いつ出るかは謎(^^;）
NIFTY SERVE
のアクセス機能を始めとしたパソコン通信機能はバッサリと斬られ
ており、弊害としてTELNETも無くなってしまいました。 大画面を活かしたコン
ソール的な活用で、Linux
などのサーバをメンテするときに活用できそうだった
のに残念！（ブラウザがSSL 対応なのでNIFTY SERVE INTERWAYの利用による会議
室他の利用は可能） もはやパソ通の時代は終わったとシャープさんは考えてい
るようです。 ユーザー有志でターミナルソフトを作らなければならない時代に
突入したようです。
その他、デイリープラン、インクワープロ、ボイスメモ、アクションプランナー
名刺読み取りが無くなっています。
ボイスメモは他社がMP-3に対応してきており省略するのは時代に逆行しているよ
うな気がします。
情報ファイルの概念は各機能で多用されるのですが「棚」としての情報ファイル
画面は無くなっています。 各機能のメニューバーにタッチして表示されるファ
イル一覧に「追加」「修正」など情報ファイルに関するメニューが追加されまし
た。
また、「くせ字」登録機能が無くなっています。 私としてはあまり使っていな
い機能だったので問題無しですが(^^; パスワード的にこれを使っている人もい
るはずなので困るかな？
ドキュメントビューアが欲しいですね〜と言ったら「Myコンテンツ」でという
コメントが返って来ます。 う〜む、便利な言い訳だなMyコンテンツ(^^)/
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☆MI-610に追加された物
・電子アルバム
フォトメモリから一歩進んだ「電子アルバム」はデジカメの項目で解説した通り
画像＋テキストという便利な機能になりました。
・クイックパス
クイックパス実行機能(^^;は当然の成り行きでしょう。
・Myコンテンツ
MyコンテンツはパーソナルＤＢの拡張なのですが、従来のように画像が１枚だけ
とか変な制限事項は無くなっています。 ただし、根本になるデータベース形式
がいわゆる"BOX形式"
のため、思わぬ所での文字長制限とかが出る可能性は残っ
ている気がします。（まあ、杞憂であればそれで良しですが）
・予約録画機能
シャープさんイチオシがインターネット番組表＆予約録画機能でしょう。 なぜ
アイゲッティにこれを登載しなかったの〜？というぐらい面白い機能です。
仕組み的には目的とするページのトップ画面を読み込んでおいてリンクにタッチ
すると「予約」状態になり「録画時間」を指定すれば自動で読み込みが実行され
るというものです。 パソコンのオートサーフィンのようにリンク階層を自動
チェックという物ではありませんが、ユーザーが直感的に操作できるという点で
「良し」ではないかと思います。 この機能が登載されて初めてスペースタウン
で公開されているインターネット番組表が有効活用できるようになります。
某氏曰く、アダルトページのサムネイルから本画像を得るのが楽になるとか(^^;
・ブラウザがフレームに完全対応
ブラウザも強化されており、フレームに完全対応しました。 従来のように四角
形の枠で選択ではなくて、画面上でフレーム表現ができます。 解像度が上がり
フォントがＬＣフォントになったためより見やすくなっています。 ただし、
Java、Java Script には相変わらず対応していません。 SSL
とクッキーは対応
済みです。
・ライブラリ機能がＧＯＯＤ
特筆的な物としてライブラリ機能が強化され、従来は日付ベースだったライブラ
リ名がページタイトル名になり一覧表示されます。 その横には小さなビューア
ウインドウが用意され、一覧のタイトルにタッチすると内容の確認ができるとい
う快適なものとなっています。 これは大変便利な機能です。
ただし、弱点もあってインターネット録画機能、ライブラリ機能とも「情報ファ
イル」にデータを登録して管理するため、情報ファイル数が最大
117個までとい
う制限事項が使い進むにつれて重くのしかかってきそうです。（まあ、それ以前
にメモリ不足になりそうですが(^^?）
・スケジュールの月間表示に項目表示が可能！
これは特筆的改善でしょう。 やっと標準で月間スケジュール画面に項目が載り
ました。 すでにMOREソフトコンテストで吉岡玲子さんによる「月のスケジュー
ル」で表示できるようになり便利度が上がっていたのですが、標準で対応したと
いう点は高評価です。 さすがにVGA
画面ともなるとちゃんと表示できるもので
す。（４文字 x３行表示）
まあ、PIM
的にはカラーポケット以来の改悪というか指向性の違いが出ていて
パワザウ系ユーザーは「なんじゃこりゃ〜」の世界でしょう(^^;
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☆メールの機能拡張／機能ダウン
喜ばしいことにメール送信時の POP認証機能が搭載されました。
これはメールを受信しないと送信できないプロバイダに対応したものです。
So-netなどでは自前のアクセスポイント利用時には即送信できるのですが、他の
プロバイダ経由で送信したい場合にはまず受信（POP認証)してから送信を行うよ
うに仕様が変更されてザウルスユーザーの一部が不満を漏らしていましたし、
フリーメールの大手ジオシティーズもこの仕様なのでPOP
認証機能はとても良い
改善点です。 ただし、ブラウズしてメールとかその逆は相変わらずダメです。
これはワークメモリが足りないことと、ユーザー側のミスで接続を切らないまま
使い続けて後から課金や通話料金のことで文句を付けられても．．．という防衛
本能(^^;的対応のようです。（「ブラウズする前にメール送受信する機能は付け
られたのでは？」と一言行っておきましたが(^^)/）
機能ダウンな点として"GIF形式"
画像のデータ送信ができないという点があげら
れます。 GIF
形式は手書メモ画像をやりとりする際に必要な物でできなくなる
と問題なのですが、代替措置として手書メモはJPEG形式で送信される仕様となり
ました。 GIF
形式に関してはこの画像を生成する際にユニシスが持つライセン
スを受ける必要がありこの部分を省きたかったことと、PNG
フォーマットの登載
で必要性が下がったことが理由になると思われます。 受けて表示する場合には
ライセンス不要とのことで、他のザウルスやコミパルの手書メモは表示可能と
なっています。
手書メモをJPEGに変換した際に生じるノイズがどこまで許容範囲なのかお楽しみ
的な部分があります。（こちらは実機を購入して徹底検証しないと判断できま
せん）
これ以外にメールサイズのトータルが512KB
まで拡張されています。（本文64KB
制限は従来通り） 添付画像サイズが大きくなるので妥当な改善です。
メール分類機能も従来通り。 受信簿のリスト表示に対して分類条件設定を適用
させることができます。 フォルダは無し。メールの保存をどうするか聞くの忘
れてましたm(_ _)m
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☆PC-Exchangeの改善
PC-Exchange はV2.5となり、一部デジカメのメモリカードを読むことができるよ
うになりました。 ただしExif形式で保存された物に限られます。 現時点で対
応していると確認できてイルのは富士フィルムのFinePix
シリーズでExif形式で
データ保存する物に限られるようです。 任意のディレクトリを指定できるよう
になるのかと聞いても明確な回答が得られませんでした。（ということは「しな
い」という事でしょう(^^?）
一歩前進したかな？ その他の機能は変わりません。
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☆地図ビューアの改善
やっと使える地図ビューアになりました。 さすがに VGA画面のサイズがあると
地図としての一覧性が向上しています。 またエリア切替も速く実用度が上がっ
ています。
ただし、対応地図ソフトはプロアトラス98を標準としているようです。（昔の
アトラスも使えるような気はしています。） なお、プロアトラス
for ザウルス
的なソフトは同梱されていません。
プロアトラスも全国展開が進みつつあるため、地方では使い物にならないという
不満も少なくなるとは思われますが、やっぱり東京／大阪／名古屋圏のユーザー
向けの機能かな〜。（なお、サンプル的に地図データが登録されていますが、東
京と大阪の一部だけとなっています。 これは展示機で確認してもらうための
仕様なのでしょうがないか(^^;）
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☆辞書機能
従来通りの物が登載されており、セーフと言ったところでしょうか。
なお、噂通り辞書ROM
カードの準備が進んでおり、こちらはかなり気合いが入っ
た内容となっているようです。（ただし利用可能なのはMI-310以降の機種とか）
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☆時計、電卓
画面が広くなったので、常時画面下に「アイコン」が用意されワンタッチで起動
できます。 まあ、時計くらいは常時時間表示してくれてもと思うのですが、消
費電力問題でもあるのかな〜？
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◆データシンクロ
クレードルが標準添付され、リンクソフトも一新されました。
☆ザウルスパワーコネクションに統合
パワコネもVer2.0となり、従来のパワコネ部分とOutlook97/98に対応していた
パワーリンク部分が統合されました。 クレードルのスタートボタン一発でリン
ク関連が完了するのは良い改善ですが、「シンクロ」的な意味からすると従来の
問題点は何ら変わりません。
ユーザーが嫌がっている読みがカタカナに変わる問題や絵記号などが化ける問題
項目の不整合は相変わらず残りますし、メールデータに関しても完全な同期をと
ることができません。
また、Myコンテンツへの対応がAccess97を必要とする点は困った仕様でしょう。
相変わらずパワーリンクfor MS-Access97
を使うので「よみ」に関する制限が
残るような気がします。
当然PowerPIMM にも対応するのですが、Ver3.5を必要とするようです。（Ver3.0
系用にアップデートファイルが無償提供されています）
いくら楽になったとは言えシンクロの問題はやはり不満点として残るのでは？
せめて送受信メールを別途専用ビューアで処理するとかして保存できるような機
能も必要でしょう。
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□ 問題となる移行
非常に大きな問題となり得るのが旧機種からのデータ移行で、従来の常識である
バックアップデータを使った移行はできなくなってます。
できるのは各機能毎の通信による移行となるため、情報ファイルでデータ分類し
ていた人は相当困ることになります。 いちからやり直しとなるでしょう。
レポートが無いのも移行を困難にしています。（ただしこちらは追加機能として
登場する予定なのでちょっと待てば大丈夫かも）
情報ファイルを活用してザウルスを使いこなしている人ほど移行が困難になるの
は問題でしょう。
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□ まとめ
MIシリーズのMIはOSと密接に絡むにせよ、アイクルーズは従来のMI系路線と決別
するような側面を見せておりパワーザウルスの後継機種というよりは新系統の
「ザウルス」と言えるでしょう。
アプリケーションは全て作り直され、こっそりと隠されたデータフィールドなど
今後の機能拡張につながる部分満載だとか。 それ故バックアップデータからの
移行ができないという問題点も生じています。
PIM のおまけだった通信機能が逆に主役となりPIM
は完全におまけに成り下がっ
てしまったな〜というのが印象的なアイクルーズです。
ただし、新しい試みのMyコンテンツには期待している部分があります。
イザとなれば「Myコンテンツで実現します」と逃げが打てるのが良いところ。
完成していながら未完成のマシンなんだな〜、今のアイクルーズは(^^;
さて、このあと即座にＨＰ作成に入ります。 こうご期待！
〓〓 ざうまが FLASH News
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発行元：まるとのＰＤＡ情報局 （責任者：まると）
ざうまがFLASHに関するメールは zaumaga@geocities.co.jp へ
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