インターネット

■かなり良くなったブラウザ周り

　画面が大きくなったためにブラウザ周りも充実しました。

　特にフレームに関しては大きく改善され、ユーザーを悩ませた「フレーム非対応表示」も無くなることでしょう。　ブラウザの仕様的にはHTML3.2相当、SSLとcookie対応です。

　また、ライブラリも大きく改善されています。

　新たにインターネット録画機能も搭載され、情報を取ってくるという機能が充実し「インターネット・クルージング」の面目躍如です。

　あ～、ページあたりの容量とか聞くの忘れたな(^^;

　ファイルとしての制限は無いので、256KBの壁とかは気にしなくても良くなっています。

　でも、ここまで来るとJava,Java Scriptなどが欲しくなりますが、これは９月と言われるJavaザウ待ちかな～？

　だたし、やっぱりVGA画面をしても横手方向に表示し切れないページは存在します。　Web TVに見られるような横スクロールを無くすような変換サーバの提供が必要なのでは？　横スクロールは見にくさ100倍です。

　スペースタウンがこういうサービスすれば良いのに。

	インターネット周りのメニュー　ホームメニューにはこのように登録されています。
	インターネット接続画面　従来は片隅だった「読む（ライブラリ）」が前面に来ています。　ここで思うのは「電話番号と通信経路」を対応づけできないの～？　ということです。　（多分できないよね(^^?）　PIAFSのアクセスポイントはほとんどの場合独立しているから電話番号に経路付けておけば間違いも経るはず。　今後携帯電話専用の接続時間の短いＡＰも増えるので対応付けはほしかったです。
	ライブラリ画面　別の所でも説明していますが、ライブラリは情報ファイルが最上位となり、その中に各ページが登録されています。　タイトルは各ページのタイトルから取得されます。　タイトルを選択すると縮小画面に内容が表示されます。
	フレーム対応　フレームがちゃんと分割されて表示されます。　めでたしめでたし(^^)/

■インターネット録画機能

	予約表　もう少し調べなければならない点がありますが、スペースタウンに用意されているインターネット番組表には更新インターバルの情報も含まれているらしく、録画曜日が自動設定されるようです。　それ以外のページは自分で設定します。
	タイマー画面　ここで取り込み指定時間を登録します。　ホームページの取り込みだけでなく、メール取り込みなども指定することができます。　多分、１時間おきとかのスケジューリングはできないと思います。　即座に取り込むという機能はあります。
	こうやってセット　録画機能はACアダプタを繋いでおかないと実行されません。　このあたりは親切な仕様かな？　クレードルにセットしておくか、ACアダプタ直結状態にしておきます。（特にCE-PA/DAを使う場合はオプションポートを使うのでACアダプタ直結が必須）
	録画ステータス　録画に要した情報やメール送受信情報などが記録されています。

　こうやって録画したのものが情報ファイルに取り込まれ（日付がファイル名）、上記のリスト表示となるわけです。

■問題があるとすれば

　情報ファイル数が最大117個までというところでしょう。　多用している場合、あっというまにこの制限を超えます。

　捨てるもの(情報ファイル)はとっとと捨てて身軽になるしか無い(^^;

■メール機能の進化

　メール画面は撮っていない(^^;

・メール容量の増加

　調べてきたところによると、メールの制限事項のうち、最大メール容量が添付データを含めて512KBとなっています。　これは画像サイズが大きくなったことに伴う改善かな？

　ただし、本文サイズは従来通り64KB以内です。

・メール送信時にPOP認証ができるようになった

　一部プロバイダやジオシティーズが制限事項として設けていた「受信しないとメール送信できない」仕様に対応して、メール送信時にも一度POP認証（メール状態と同じ状態を作りだす）を実行するようになりました。

■その他通信関連

　時代とは言え、NIFTY SERVEやパソコン通信機能が無くなったのが問題かな～。

　FZAURUSはどうでも良いけどFPDAJとかFMOBILE2の巡回がしたい(^^)/

　シャープさんもターミナルソフト的な物を作る気はないようで、誰か作らないかな～という他力本願のようです。

　せっかく画面が大きくなったのでフルにTELNET対応させて、Linuxのメンテナンス端末的に使えるようになれば少しは可愛気があるのに(^^;

FAX送受信は要・不要がユーザーで分かれるし、最近はインターネットFAX機能である「テガルス」なども利用できるから必要な人だけ有償で入手でも良いかな。

ＦＡＸ送信	機能無し（将来的にはＭＯＲＥソフト対応）
FAX受信	機能無し（将来的にはＭＯＲＥソフト対応）
ＰＣリンク	クレードル対応でかなり簡単になりました
名刺交換	あり
名刺読み取り	機能無し
光通信	あり（ただし、従来のパワザウ仕様とは変わっているので一部混乱を生じるかも）
カード	あり
プリンタ	「カラープリンタに対応させます」とのこと。でも、初期段階ではグレーアウトした状態で利用できない。
全データ保存	カード、通信ともあり。
NIFTY	バッサリと削除
パソコンネット	同上、TELNETも無いからちょっと困る。

■隠し玉

　資料からは読みとれなかったのですが、データ通信カードの種類に関してかなり自由度が高くなっているようです。

接続機器選択

　これまで秘密とされてきた対応可能データ通信カードが一覧表示されます。

321Sを利用する場合

　SHARP PHS Data Card扱いになります。

　これ以外に基本PC-Cardモデムドライバが有効になっています。

　ここを見るとISDNカードや56Kモデムも利用可能となっています。

　また、DoPaカードもＯＫのようですが、一般的な9600P1/2のカードが無いのが謎。