■ＭＰ３プレーヤーキット以外に必要なもの

MP3ファイルは圧縮されているとはいえ、録音時間１分間あたり１ＭＢ近い容量となります。

そのため、CE-AP1は本体側メモリではなくメモリカード上のMP3ファイルを再生の対象としています。

ザウルスの通常の利用方法なら必要なメモリカードは32MBもあれば十分だと思われるのですが、CE-AP1によりMP3ファイルを聞くようになると32MB程度では不足気味でしょう。

よって64〜128MBのメモリカードが別途必要になると思われます。

またケーブル／光通信によるデータ転送では1MBのデータファイルに２分近い時間がかかるため１２８ＭＢも転送しようと思うと３〜４時間必要になります。

転送時間を短縮するためにはパソコン側にメモリカードリーダ・ライタなども必要になります。

メモリカードやリーダライタまでを考えるとCE-AP1を使うためには結構余分な費用がかかります。

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• CE-AP1本体の価格情報

  予約された方、購入された方、お店での販売価格情報、通販等の価格情報などお寄せ下さい。

  CE-AP1価格情報

• コンパクトフラッシュメモリカード価格水準

  コンパクトフラッシュメモリには容量による差の他、使っているメモリチップの違いでデータの読み書き速度に違いが見られます。

  ザウルスだけで使う場合にはメモリカードの読み書き速度の違いはほとんど出ませんが、パソコンで使う場合、特にデータの書き込み時に速度の差が顕著に出る場合があります。

  メモリカードの価格面だけでなく調べることができるなら読み書き速度も比較して購入するようにしましょう。（カタログ等を見てもこのあたりのことはなかなか判別しにくいです）

  kakaku.comより(2000/06/23時点)
  http://www.kakaku.com/maker-link/flashmemory.htm

  容量	安値	高値
  32MB	6,700	8,800
  64MB	13,300	15,000
  96MB	19,800	24,700
  128MB	27,800	31,160

• メモリカードリーダー

  メモリカードリーダ・ライタには幾つかの種類があります。

  お勧め順に解説します。

  １．USB接続タイプ

  • USBインタフェースに接続するタイプです。
  • 現在の主流はこのタイプです。
  • 転送速度はメモリカード側の読み書き速度が上限となります。（メモリカードリーダライタ側の速度が足を引っ張ることはありません）
  • メモリカード専用です。
  • 利用可能なＯＳはWindows 98です。(Macも可)

  ２．プリンタポート接続タイプ

  • パソコンのプリンタポートに接続するタイプです。
  • プリンタポートが「双方向」通信に対応している必要があります。
  • 転送速度としてはやや低速となります。（メモリカードが高速読み書きタイプの場合リーダライタ側が足を引っ張ることがあります）
  • メモリカード専用です。
  • 利用可能なＯＳはWindows 98です。

  ３．内蔵／外付けタイプ(ISAインタフェース仕様）

  • 専用の基盤＋パソコンの3.5/５インチベイに内蔵するカードスロットから構成されます。
  • パソコンを開ける必要があるため慣れていないと設置が難しいこととＩＲＥＱなどの設定に配慮が必要なものがあるため初心者向きではありません。
  • このタイプのスロットはメモリカードだけでなくモデムカード、SCSIカード、LANカードといったあらゆる種類のPCMCIAカードを利用する事ができます。
  • データ転送速度は高速でメモリカードの読み書き速度が処理上の限速度となります。
  • 利用可能なＯＳはWindows 95/98/NT/2000です。（ただしメーカーによって変わりますので確認が必要です）

  ４．SCSIタイプ

  • すでにSCSIインタフェースがパソコンに搭載されている場合には外部／内部用のリーダライタが利用できます。
  • データ転送速度は高速でメモリカードの読み書き速度が処理上の上限速度となります。
  • 利用可能なＯＳはWindows 95/98/NT/2000です。（ただしメーカーによって変わりますので確認が必要です）

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◆メモリカードリーダライタ