■メモリ登載状況(CPU基板の裏側)
CPU基板の裏側にはメモリが登載されています。
LH28F016SUTはデータ記憶用フラッシュメモリで、16メガビット(2メガバイト)の容量を持ち、4個で計8メガバイトの容量を確保しています。
これがいわゆるユーザーエリアと呼ばれるメモリ領域です。
MI-310の"10"はメモリ登載量を現しますが、これは記憶用メモリと動作用メモリの総計値です。 記憶用メモリは前述の通り8MB分登載されており、動作用メモリは別途2MBとなります。
これが動作用となっている2MBのD-RAMです。
アドレス帳やスケジュールといった基本機能、MOREソフトなどの実行時にここにロードされて実行されるほか、データの一時的な記憶領域としても利用されます。
もう一つのメモリがファームウエア用メモリで、こちらもフラッシュメモリで構成されています。 ファームウエアにはOSの他、基本機能が格納されています。
コネクタには内部向けコネクタと外部コネクタがあります。 内部コネクタは基板同士や液晶ユニットを接続するためのものです。
非常に繊細なコネクタで、ちょっとした力を加えると簡単に壊れます。 実際に一部破損しましたが、なんとかなおしました(^^;キーボードコネクタは外部コネクタです。 ここにオプションのCE-KB1が接続されます。