■レベルコンバータ(通信ケーブル)

パソコンとザウルスを接続する方法はレベルコンバータによる物とCE-IR2/5のような光通信による物があります。

通信速度や安定性という意味ではレベルコンバータによるケーブル接続の方が上です。

PIシリーズに関してはCE-IR2のような赤外線通信インタフェースを購入せずにCE-150/155TSを購入した方が良いでしょう。


CE-150TSはMC145406とMC140490の2個のICを中心に、数個のトランジスタなどから構成されています。

駆動電源をどうしているかがやや不明なのですが、オプションポート15には5V出力があるためザウルス側から取っている可能性があります。

一般的にはパソコン側のシリアルポートの電圧を利用する機器のほうが多く 存在します。

赤外線インタフェースCE-IR5はシリアルポートから電源を取っています。

なお、後継機種としてCE-155TSが発売されています。(カタログスペック上でCE-150TSは34,800bpsが上限、155TSは115,200bpsまで対応とありますが、CE-150TSで115,200bpsまで通信できるのでCE-155TSは購入していませN)

CE-150TS外観

この中に基板が内蔵されています。

内部基板

2個のICと数個のトランジスタ、チップ部品から構成されています。

使用ICの接写写真

いわゆるTTL

今ならMAX232などで済むのでは?