■より精密に

何でも解剖図シリーズを展開するにあたり苦慮したのがLSI等の接写です。

カラーザウルスの頃から解剖図シリーズを始めたのですが、カラザウのデジカメCE-AG02における接写距離は14cmであり、接写用途には向きません。

また、近づき過ぎるとカラザウの影の中に対象物が入るというジレンマがあります。

■ゴミも活かせば

接写距離の短縮に関しては、取り終わった「写ルンです」から取り出した凸レンズをデジカメのレンズ前に貼り付けることで最大2cmまで近づくことができるようになりました。

また、パワザウの影に関しては例陰極管インバータを使った照明を利用してクリアすることができました。(白熱灯を使うと熱のためカラザウが溶けたり(^^; 蛍光灯だと通常の50/60Hzだと明滅間隔の問題でデジカメで撮ると暗く写る場合があります)

接写距離2cmの威力

ピント合わせがシビアですが、ギリギリまで対象物に近づいて接写することができます。

zoom_lens.jpg (8461 バイト) 現在の接写レンズ

パワザウ2の頃から使いはじめたレンズです。

折り畳み式でコンパクトなこと、光が入りやすい構造なので接写しやすいです。

レンズ口径も大きいのでカラザウ、パワザウのデジカメレンズとのマッチングもまずまずです。


■現在はスキャナ利用

試行錯誤した解剖図作りですが、現在はスキャナを利用しています。

300dpiもあれば十分なので安物使ってますが、それなりに写っており便利です。