■補助基板
PI8000ではメイン基板の他に補助基板が搭載されています。
補助基板を見ると、メモリのようなものが搭載され、外部から書き込みを行うためのパターン(接点)が用意されています。
多分書き換え可能なフラッシュメモリが搭載されバグFIX等の対応や、バージョンアップ、特定企業向け機能の提供などのための仕組みだと思いますが、単にメイン基板上に3チップ分搭載するスペースが無いのかもしれません。
■補足
97年4月に入ってPHS 32Kデータ通信(PIAFS)に対応したアダプタ(CE-PA1A)が発売されましたが、この中にはPI8000の内部プログラムを書き換えるICカードが添付されていました。
また最新出荷分は既にPIAFS対応しているようです。
補助基盤の差し替えでファームウェアの更新を行うのかと思っていましたが、この方法だとユーザーレベルでは作業できないため、ICカードによる供給になったようです。
NTTドコモから発売されたモバイルZのような特注機も補助基板に何らかの変更がある物と思われます。
補助基板実装状況 裏返しになっているものが補助基板です。 規則正しく並んでいるのが書き込み用?接点だと思われます。 |
|
部品配置状況 | |
LH535DW9 メイン基板上にはLH535DW8が搭載されている |
|
MX E9651 | |
29F002B |