■Wizのジレンマ

液晶パッドWiZはザウルスの小型版と思われがちですが、PIM機能にはザウルスを上回る部分があります。

ザウルスとは別の事業部が作っていますが、ザウルスとの互換性をとるために色々と細工をしているようです。

ただ、その細工が表に出ることは無かったようです。

ICカードで機能拡張ができるザウルスに対して、スタンドアローンで利用するWizとしてのアイデンティティーがそれを許さなかったのかもしれません。

未使用スロットパターン

カードスロットのパターンを数えると、ザウルスのICカードのコネクタの数と同じでした。

その、右にある丸いパターンは内部フラッシュROMを外部から書き換える物と言われており、ファームウエアを変更するために利用されるそうです。

増設フラッシュメモリパターン

何となく予想していましたが、増設用のパターンが残っていました。

うす型パッケージのフラッシュメモリは入手し難いのですが、手に入ったら半田付けしてみたいと思います。

幻のオプションポート15

これも驚きましたが、オプションポート15用と思われるパターンが残され ていました。

正式搭載されていれば、ザウルスとの間のデータ交換や、パソコンソフトなどとのリンクももう少し簡単になると思います。