■パソコンでも作れる「はず」のMPEG4データ
MI-E1で再生できるビデオ画像フォーマットはMPEG4形式であると言われています。
MPEG4にも色々な仕様があるらしいためE1がどれに対応しているかなど調べる必要があるのですが、現時点(2000/11/27頃)でできることを実験してみましょう。
情報ではWindows メディアプレーヤーで再生可能なASF(Advanced Streaming Format)とされているので当面この形式を作る方法について研究します。
■元データの作成(ビデオキャプチャ)
MPEG4ファイルを作成する元データとなるビデオキャプチャデータが必要になります。
ビデオキャプチャに関しては5千円程度からビデオキャプチャボードが販売されており、ある程度のCPUパワーがあればAVIフォーマットやMPEG1/2のフォーマットでリアルタイムキャプチャをする事ができるでしょう。
CPUパワーが低すぎると取りこぼすフレームが多くなるのでカクカクした動きになります。
MI-E1の再生能力に関してはまだ製品版前の状態なのですが、30フレーム/秒のレートという理想にはほど遠い状況です。
よって、フルレートでキャプチャしても意味がありません。
まが、ファイルサイズも多くなるのでE1に適したフレームレートでキャプチャする必要があります。
フレームレートの実数値はCE-VR1で作成されたデータを見ないと分からないのですが、ニュースリリースなどに記されている画像サイズと再生時間の関係から推測できそうです。
■公表されている仕様 約2時間、約10コマ/秒(64MBのメモリーカードに、160×120/ノーマルモードで録画した場合)
この他にも画像サイズが何種類かあるのですが、240x176で6コマ/秒とされています。
320x240ドットもあるのですが、一体何コマ/秒となるのかな〜(^^?
元データの作成に関してはキャプチャボードに添付されているキャプチャソフトの仕様によるのですが、フレームレートは可変でも画像サイズは決め打ちとなっている場合が多いようです。
240x176ドットの画像サイズを作れないソフトが多いような気がします。
キャプチャ時のフォーマットは次の項目で取り上げるWindows メディアエンコーダーの仕様からAVIにしておくのが良いと思われますが、キャプチャソフトによってはダイレクトにMPEG4の生成ができるようです。
MPEG1/2でキャプチャしてMPEG4に変換するとさらに画質劣化するため推奨できません。
■MPEG4を作成するツール
MPEG4データ作成ツールに関しては現在調査中ですが、無料のものとしてはWindowsメディアエンコーダがあります。
また、有料のものとしてはシャープさんがインターネットビューカム用アプリとして用意しているピクスラボが使えるようです。
インターネットビューカムのページにはMPEG4に関する情報やサンプルデータがあるので参考にすると良いでしょう。
とりあえず、ここまで。
次は実際に作ってみます。