ザウルス用書籍目録の作成
この作業が現時点における最大の問題点となっています。
ザウルス系PDA用目録として通常の目録をそのまま使うことができますが、これをザウルス系PDAの画面で見た場合にレイアウトが崩れたり横スクロールが発生します。
ザウルス系PDAで横スクロールが発生すると操作面の快適性が大きく落ちます。
また、ザウルスには1ページ当たりのファイルサイズに制限があり約60KBを一つの上限として考える必要があります。
ファイルサイズを増やす要素については各種あるのですが、大きいものは画像データです。
また、表の列もサイズを大きくする要素となります。
列を一つ定義するタグは小さなものですが、それが100個も集まると1KB近くの容量を占めます。
画像や表、無駄なタグを削れるだけ削ってザウルス用目録を作成しています。
ザウルス用に削った書籍目録
MPF形式データの作成
現在もばりぶで一括取り込み用としているデータはMPF形式ファイルとなっています。
これはダウンロードと同時にライブラリに取り込まれるファイル形式なのですが、このファイルを作成するにはちょっとした裏技的テクニックが必要となります。
この作業を行うのがざうまがTOOLSのライブラリTOOLSです。
ライブラリTOOLS
1.目録ファイルをWebにアップロード
この作業はローカルWebで行うことも可能なのですが、取り込み形式に違いがあることが分かっているため、一旦もばりぶと同じWebサーバにアップロードします。
2.ザウルスでオートサーフィン
オートサーフィン指定 目録ページのURLは固定化されているため、ザウルス系PDAが持つ自動ページ巡回取得機能「オートサーフィン」を使って全目録ページを取り込みます。 取り込みは「書籍名」「著者名」別々に行います。 こうすることでザウルス内部には2種類の目録として取り込まれます。 |
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ライブラリに取り込まれた状況 ライブラリ上では日付と連番で表示されるため見にくくなっています。 |
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ライブラリで表示 とりこまれた目録はこのように表示されます。 |
3.ライブラリTOOLSでライブラリに登録された目録データを受信
ライブラリ上のデータは通信機能を使うことでパソコンに転送することができます。
そのデータを変換することでMPFファイル化することができます。
4.エディタで編集
MPFファイル化されたデータ上のURLはダミーのURLとなっているため、これをもばりぶ上のURLに置き換えます。
これはエディタの置換機能を使います。
例:ダミーのURLであるhttp://free01.plala.or.jp/~mobile/lib/books-lib/books-index.htmをhttp://free01.plala.or.jp/~mobile/lib/index/books-index.htmに変換する場合はエディタの置換機能で"books-lib"を"index"に置換します。
エディタで該当個所を置換
この作業により正しいURLのMPFファイルができあがります。