■テキストエディタ
今回提供するテキストエディタもサンプル品のため、全機能が動作する分けではありませんが、HTML文書を書く程度の機能はあります。(ただし、タグとかの埋め込み機能はないため、HTML構文とかは知っている必要があります)
注意点 データの編集中に電源を切ると編集中のデータが失われますので、必ず保存してから電源を切るクセを付けて下さい。 |
■エディタの使用方法
テキストエディタを使って雛形となるHTML文書をコピー&ペーストして新しいHTML文書として保存するまでの手順を解説します。
機動取材システムで取材した製品の速報解説を書く場合を想定しています。
処理の流れ | |
ファイルを開く | ザウルスに保存されているHTML文書を開きます |
テキストを全部選択する | 開いたHTML文書のテキストを全て選択します。 |
テキストをコピーする | 選択した領域をコピーします。 |
新規作成 | 新規文書ファイルを作成します。 |
コピーしたテキストを貼り付ける | 先にコピーしたテキストを新規文書に貼り込みます。 |
ファイルを保存 | 新規文書に文書名を付けて保存します。 |
テキスト編集 | テキストデータを編集します。 |
・編集対象とするHTML文書
HTML雛形の文書名 0.htm |
<html> <head> <title>タイトル</title> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=x-sjis"> <meta name="GENERATOR" content="Microsoft FrontPage 3.0"> <meta name="Microsoft Border" content="none"> </head> <body bgcolor="#FFFFEE"> <!-- この下の部分がページタイトルです--> <h1 align="center">商品名</h1> <table border="1" width="100%"> <tr> <td width="50%" bgcolor="#EEFFEE"><!--<img src="IM1.JPG">--> ここに画像を入れます。</td> <td width="50%" bgcolor="#EEFFEE">ここに製品や情報の解説を書きます。</td> </tr> </table> <hr> <p><a href="wwe98.htm">目次のページへ</a></p> </body> </html> |
■実際の作業
前提条件:パワザウの本体メモリ上に"0.htm"という雛形ファイルを転送しておきます。(別途提供します)
■エディタの起動
MOREソフトメニュー等からエディタアイコンを選択して起動します。
起動したらメニューを表示してどのような項目があるのかを確認して下さい。
エディタを起動します | |
エディタ起動直後の状態 画面には何も表示されていません。 この状態では編集可能なファイル名未定のファイルが開いています。 <NewFile0>というのが現在開いているファイルです。 |
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メニュー メニューキーにタッチするとこのメニューバーが表示されます。 |
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メニューの構成 メニューバー上の文字にタッチするとこのような項目が表示されます。 "Undo"と"Search"はメニュー上には存在しますが機能は実装されていません。 "Buffer"にタッチして表示される項目は現在編集しているファイル一覧です。(同時に複数のファイルを編集することができます) |
■ファイルを開く
編集対象となるファイルを開きます。
ここでは雛形である"0.htm"を開きます。
開くファイルの選択方法に一覧から選ぶ、ファイル名の一部を入力して選ぶ、拡張子を入力して選ぶなどの方法がありますので適宜確認して下さい。
ファイルを開く(Open) "File"にタッチするとファイル関連メニューが表示されるので、"Open"にタッチします。 |
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ファイル選択ダイアログ このファイル選択ダイアログで開くファイルを選択します。 ファイルリストから選択する事もできますし、直接ファイル名を入力して表示することもできます。 |
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ファイルを指定する場合 ファイルを指定する場合はファイル名をしていしたり、拡張子を指定することでファイルを絞り込むことができます。 ここで"0.htm"を選択して開きます。 |
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ファイルを開いた状態 ファイル内容が表示されます。 現在編集中のファイル"0.htm"がメニューバーの横に表示されます。 |
■テキストの全選択
雛形のデータを新規ファイルにコピーするために全てのテキストを選択してコピーします。
全選択(Select All) Editメニューの中の"Select All"を選択します。 |
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選択状態 選択された範囲が反転します。 |
■テキストのコピー
ここでは全選択していますが、部分選択をしてコピーする事もできます。
コピー(Copy) 選択された範囲をコピーします。 |
■新規ファイルの作成
雛形のデータを貼り込むための新規ファイルを作成します。
新規ファイルを作成した段階ではファイル名の無い状態になっています。
新規ファイルの作成 Fileメニュー内の"New"を選択します。 |
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新規ファイル 何も入力されていないファイルが表示されます。 |
■コピーしたデータの貼り込み
コピーした"0.htm"のデータを新規ファイルに貼り込みます。
データの貼り込み Fileメニュー"Paste"を選択します。 |
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テキストが貼り込まれた状態 この画像ではファイル名が入っていますが、本来この時点では<NewFile1>のままです。 |
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ファイルの保存 編集前にファイルを保存しておきます。(できるだけこまめに保存するようにしましょう) Fileメニューの"Save as"を選択します。 |
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ファイル名入力ダイアログ ここでファイル名を入力します。 "2.htm"とします。 "Save as Above"にタッチします。 |
■実際の編集
この後はインクワープロやメール作成と同じように編集します。
携帯型キーボードを使った場合「上下」のカーソルが効きませんがこれは仕様です。
編集中はこまめに保存しましょう。
PADボタン PADボタンにタッチするとこのように画面全体の表示ができます。 この状態でもコピー&ペーストなどの編集操作ができます。 |