■FTPサーバに接続するための準備

ホームページ用FTPサーバのIPアドレスを確認します。

これは本FTPクライアントの仕様で、通常のURL(mftp1.nifty.ne.jpのようなもの)ではなくIPアドレス(123.213.232.132のようなもの).を直接設定する必要があるためです。

FTPサーバのIPアドレスを知るためには"NS-LOOKUP"という機能を利用します。

この機能が利用できない方はKCOMで公開されている"NS-LOOKUP"を利用して確認して下さい。

KEYWORD:mftp1.nifty.ne.jp

Server:  mars.kcom.ne.jp
Address:  203.141.160.82

Non-authoritative answer:
Name:    mftp1.nifty.ne.jp
Address:  202.219.63.100
NS-LOOKUPを利用してIPアドレスを調べた結果の例。

この例ではNIFTYのメンバーズページ(このHPが置いてあるページ)用のサーバである"mftp1.nifty.ne.jp"のIPアドレスが"203.219.63.100"であることを示しています。

注! NIFTYの設定で試してみたのですが、FTPサーバに接続できませんでした。 FTPサーバの仕様によっては接続できない物もあるようです。

・この他に必要な情報

FTPサーバ用ログインID 通常はプロバイダへのコネクションIDやパスワードとは違うはずです。
正確なものを調べておいてください。
同パスワード
ホームページディレクトリ こちらは"public_html"や"homepage"などが多いようですが、ご自分のプロバイダの場合どのように設定されているかを確認しておいてください。

■FTPクライアントでの設定

"SINPPPIP.INF"が正しく設定されているかを再度確認後、FTPクライアントを実行して下さい。

オリジナルメニュー FTPクライアントアイコン

FTPクライアント及びエディタにはアイコンを定義してあります。

MOREソフトメニューから利用するか、必要に応じてオリジナルメニューに登録しておきましょう。

FTP初期画面 起動直後の状態

この状態が起動直後の状態です。

左側のリストボックスにはザウルス内部ファイルリストが表示されています。

右側はFTPサーバ上のファイルリストが表示されます。

まず、最初に「設定」ボタンにタッチします。

FTPサーバ設定

 

ユーザー辞書登録

設定画面

この画面でFTPサーバにログインするための各種情報を設定します。

この設定値は記憶されないため毎回(FTP接続時)入力する必要があります。(電源切ったり他の機能を使うとクリアされてしまいます。 ただし接続したまま他の機能を使うことはできます)

設定を忘れて接続するとハングアップしますので毎回必ず設定してください。

IPアドレスは前述の通り数値で登録します。

重要な注意

IPアドレスを間違えるとFTPサーバへの接続時にハングアップします。

復帰するためには簡易リセット(電池蓋をロック->解除->ロック)が必要です。

絶対に間違えないように正しい物を登録してください。

ログインIDやパスワードは大文字小文字を正しく入力してください。

・入力を簡単にするには

ユーザー設定のユーザー辞書登録にIPアドレスなどを登録します。

「あ」->IPアドレス
「ろ」->ログインID
「ぱ」->パスワード
などのようにするとちょっとは楽です。


->次は実際に接続してみましょう