■複合機能PDAの時代

PDAも第3世代に入りPIM機能だけのものが減り、通信機能を搭載したものやデジタル携帯電話やPHSとの複合機が多くなりました。

しかし、複合機を見るとPIM部分の完成度が低く、電話機としての満足度も低いので現在のものを積極的に利用する価値はなさそうです。

一方、カシオのカレイドに見られるPIM機能オンリーマシンは小型軽量低価格という点で生き残りを目指しているようです。


■PIM専用機

PIシリーズのザウルスやWiZも未だ健在ですが、この分野で頑張っているのがカシオのカレイドシリーズです。

従来機種から通信部分を外し厚み方向のサイズを徹底的に削ったのがカレイド500です。

casio-1.jpg (20816 バイト) カレイドXM500

機能的にはPIシリーズ並ですが、手書きしたものをそのまま各種機能に貼り込めるなどの特色があります。(WiZも同じような機能があります)

外見的にはザウルスポケットを感じさせますが、非常に薄いことと、蓋の部分がメタル(マグネシウムではない?)になっているのが印象的です。

casio-2.jpg (18471 バイト) アイコン類

PIM機能には必要十分と思われます。

casio-3.jpg (19800 バイト) タッチキー

こちらも主要機能はワンタッチで呼び出せるようになっています。

う〜ん、カレイドにはあまり興味がないから説明もアバウトかな(^^?

PIMとして考えるならザウルスPI7000で十分なので「これ買いますか?」と聞かれたら「買いません」と言っちゃうでしょう。

ただ、カレイドの"薄さ"は魅力的です。