■目玉の少ないザウルスブース
カラーポケットが発売されてから1ヶ月も経過しており、ザウルス関連は特に新鮮なものがありませんでした。
唯一カラポケユーザーの評価が分かれる「基本インデックス」に関してスキップできる可能性がわかったことが収穫でしょう。
■ザウルスブース以外にあった目玉
以前から可能性としては指摘していた「パワーザウルス2(MI-610)、ビジネスザウルスにおけるDoPaカード(2896カード)の利用」に関して、NTTドコモのブースでビジネスザウルスで利用できることが確認できました。
MI-610にカードを差し替えても利用できたことからDoPaカードの利用は可能であるとの結論をだしました。
ビジネスザウルスとDoPa端末 シャープブースにすら展示されていないビジネスザウルスがNTTドコモにあるとは(^^; 担当者は事も無げに「パワザウ2でも使えますよ」と言ったのでした。 |
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DoPaカード 2896Pカード。 98/10/01からDoPaの既定が代わり接続先の自由な設定や利用料金の引き下げが行われました。 |
◆DoPaカードのメリット
デジタル携帯電話を利用した通信では通信時間に比例した通話料金が課金されます。
この場合、メールサーバが混雑しているとその待ち時間も課金されますし、Web上でのデータ入力を行うイントラネットアプリケーションなどの場合も入力中の作業時間も課金されてしまいます。
デジタル携帯電話を使って気軽にインターネットというわけには行きません。
それに対してDoPaサービスではデータ量に比例した課金体系のため、データの送受信がなければ課金が増えないというメリットがあります。
課金は128バイトのパケット単位になっており月額基本契約に一定数のパケットが含まれています。
DoPaは個人ユーザーよりは法人ユーザーがWebを経由したデータ入力やデータ検索などに利用するさいにメリットのでる通信サービスです。
■Valu Mail
バリューメールは10円メールのローカル版のようなもので、デジタル携帯電話の発信者番号通知機能を利用し、電話の呼び出し中にメールサーバから該当者のメールデータを検索して接続後最短時間でメール送信をするというものです。
全角3000文字程度のメールで15秒以内に処理できることから課金も最小単位となります。
メール送受信する側にも専用のメールソフトが必要になりますが、パワーザウルス用のソフトも供給され始めたようです。
VALUE MAIL for PZ パワザウ標準の送受信メールBOXにデータが保存されるため使い易くなっっています。 |