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BASICリファレンスヘルプをダウンロード[107KB] |
■注意
アドイン機能は PI4500,5000,PI6000,PI6500,PI7000に搭載されている機能です。 PI3000,4000には搭載されていないため、このプログラムは ご利用いただけません。光通信には対応していません。 オプションポート15に接続するレベルコンバータ(CE-150TS,KP-ZVN等)が必要です。
■プログラムの概要
ザウルス自身が持つアドインの開発機能を利用することで開発キットを使わないアドインの作成を実現しました。
アドイン実行に必要な関連ファイルの作成を行います。
標準初期化ルーチン、エラートラップを付加します。
作成したアドイン(テキストソース)をザウルスに転送する機能があります。
テキストアドインをザウルス内で中間言語化させ、配布可能なバイナリデータとして出力する機能があります。
アドインウイザードを利用して作成したファイルと組み合わせればNIFTY SERVEのFZAURUSでも配布可能なADDINソフトを作成することができます。
アドイン開発の仕組みは->ZauBASE Addin Maker Projectをご参照下さい。
■プログラムの操作方法
zaubadmk.lzhを展開して得られる、readme.txt、zaubadmk.hlpをご参照下さい。
■アドインの魅力
アドインはザウルスを単なる電子手帳から、自分だけのPDAとして活用するための手段です。
見積書の作成、営業日報の作成、データベース、ゲームなど、自分の必要な道具を自分のアイディアでプログラムして、ザウルスで実行すれば新たなザウルスの活用方法が開けると思います。
これまでアドインの開発には開発キットを必要としていましたが、作成までのプロセスが複雑な上、Windows 上で利用すると、転送に不都合が生じるなど少々敷居の高い物でした。
また、アドインだけでなくダウンローダで転送するために必要な関連ファイルを作成する必要があり、その作成のための作業も定型的な割に面倒なものでした。
今回公開する部分はZauBASE Addin Maker Projectの成果の一つで、簡単なアドインを組むことができるアドイン入門編としての位置づけとなります。
簡単なゲーム、ファイル処理なら作ることができますので、BASICの腕に覚えのある方はチャレンジしてみて下さい。
また、アドインで作成したデータは「対ザウルス汎用通信ユニット」を利用してパソコンに転送することができます。
■開発できるアドイン
アイコン、画像作成ツールは付属していないためこれらを使ったアドインは作成できません。
BASIC リファレンスは主要なものに関して完成させてありますが、一部不完全です。
ZRS,LZHファイルの作成時に、プログラムファイル以外のデータファイルをサポートしていません。
■使用上の注意
ザウルス内部にファイルを作成するプログラム(OPEN ...OUTPUT)でファイルを作る場合に、定められたファイル命名規則を守らないと、削除できないデータを作ってしまう場合があるので、この点は十分に注意して下さい。
KILL命令(ファイル削除)、NAME命令(ファイル名変更命令)を使う場合はザウルス内部のファイル名を指定しないようにして下さい。
命令、関数のパラメータは定められた範囲外を指定するとエラーになるだけでなく、ザウルス内部のデータに悪影響を与えることがあります。