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■プログラムの概要
カラーザウルスには内部ファームウェアROMドライブの"S5:"に"OPENING.ZPM"というファイルが存在し、これを表示するとオープニング画面データということがわかります。
そこで同じ形式で内部ドライブ"F0:"にデータを作るとその画像がオープニング画像として表示されます。
ただし、この形式データは少々特殊なためちょっとした変換プログラムが必要となり、このプログラムを作りました。
実用度的にはオリジナルオープニングを表示するために処理速度は遅く、画像ファイルのためのメモリも消費しと役立たずなものです(^_^;
■これ以外に必要なプログラム
変換後の画像は対ザウルス汎用通信ユニットを使ってカラザウに転送します。
対ザウルス汎用通信ユニットの説明とダウンロード
■ご注意
このプログラムは動作環境によっては正常に動作しない可能性があります。
ビットマップデータからカラーザウルス用オープニング画像に変換する場合、私の環境では、Windows 3.1Jの画面色数16ビット(65,536色) 上でしか正しく変換できていません。
Windows 95上では、動作するものの変換後の画像をカラザウに転送しても色化けしています。
■98/05/31
改めてこのプログラムを見るとカラザウ・パワザウの画面データフォーマットの解析が甘かったとつくづく反省してます。
パワーザウルスの画面コピープログラムを作った際の解析により画面データの構造が把握できました。
今作るなら24->16ビットカラー変換を適切に行えるのでWin95上でも大丈夫でしょう(^^?
カラザウでちょっと変わったことができたので面白かったかな?
■変換できる画像
カラザウのオープニング画像として利用できるビットマップ形式画像は、幅320ドット、高さ240ドット、ビットマップの色数が16ビット(65536 色)で作成されたものに限られます。
jpeg,gifなどの形式のデータは、上記条件に適合した物に変換する必要があります。
上記条件で作成された、ビットマップ画像ファイルのサイズは 153,654バイトになるはずです。
これ以外のサイズの画像は変換できません。
■16ビットの違い
一口にビットマップの色数が16ビットと言っても、様々な種類があり、カラザウに転送した時に違いが見られます。
私の環境では、Windows 95上で得られる画像を変換しカラザウに転送しても、色化けを起こし、意図した通りになりません。(画像の概観は正しいので、色だけが問題になります)
Windows 3.1 上で得られた画像を変換/転送した場合は、意図した通りの画像になります。
正しく変換できない場合は、Windows のバージョン(3.1と95) や、画面の色数を変えて再チェックしてみて下さい。
実際の使用方法については、bmp2zpm.lzhを展開後、生成されるreadme.wriをご参照下さい。
■画像変換プログラム
bmp2zpm.lzhには2本のプログラムが含まれています。
1.bmp2zpm.exeはクリップボード経由で変換前画像を取得し、変換を行います。
こちらのツールは、上記の通り動作環境を選びます。
画面色数16ビット<65,536>以外では動作しないと思われます。
2.quickzpm.exeはビットマップ画像から直接オープニング用画像を作成します。
変換前のビットマップ画像は16ビットカラーで作成し、保存して下さい。
その際、下のように画像の上下左右を反転させたものとして下さい。