こちらの裏技は私が発見しました。

この発見を元にして応用技のセルフタイマ、64分割撮影が発見されました。

注:デジカメが使えるMI-500系/610だけで使える裏技です。

■技の使い方

デジカメファインダ デジカメの撮影状態にします

機能キー

機能にタッチしてからメニューにタッチします
デジカメ設定 するとこの「カメラ設定」画面が表示されます
カメラ設定 更に「カメラドライバ」にタッチするとこの画面が表示されます

ただしこの画面はCE-AG02(カラザウのデジカメ)をセットしたときのものです

カメラ設定CE-AG03 こちらはパワザウ用デジカメCE-AG03をセットしたときのものです。

色成分についてきめ細かな設定ができるようになっています。

■どのような技なのか?

デジカメによる撮影の設定とで撮影画像の画質に大きな影響を与える技です。
YUVサンプリング比をグレースケールにするとモノクロ画像となります。

通常のカラー画像 YUVグレースケールにした場合

カメラドライバの設定については、画面通り「輪郭」、「ホワイトバランス」、「蛍光灯補正」が行えるようになっています。

それぞれ設定すれば撮影画像に反映しますが、蛍光灯補正に関しては少々性質が異なります。

■御利益 その1

ビデオカメラでもこの補正は行われているのですが、蛍光灯はその仕組み上電源周波数に同期して明滅しています。(東日本 50Hz、西日本60Hz)

そのため、ビデオカメラやデジカメのように一定周期で画像を取り込むデバイスでは蛍光灯が点灯している時、していない時で画像の明るさが異なった状態となり非常に撮影しにくい事態となります。(試しに蛍光灯補正「無」にして撮影してみればよく分かります)

また、実際の撮影時にも走査タイミングの違いにより一画面内で明るい部分、暗い部分が生じることとなります。

この事態を防ぐため、蛍光灯の1点灯周期以上の間画像を取り込むという補正が行われます。

撮影時にもこの補正が行われムラの無い画像で撮影することができるようになっています。 

■御利益 その2

輪郭をシャープにすることで名刺などの文字を撮影する際の画像が改善されます。

私の場合は解剖シリーズで各種パーツ類を接写する事が多いのですが、その際シャープに設定するとより鮮明なパーツ画像を撮影することができます。

■御利益 その3

セルフタイマーや64分割画像の撮影設定もこの設定を利用して行うことができます。

こちらは別ページで解説します。

こういう設定をさりげなく用意しておくシャープ(株)のスタッフに感謝!

ただ、デジカメの基本性能はもう少しなんとかしてほしいものです。

私がカラーザウルスのデジカメを未だに愛用している理由の一つがパワーザウルス専用デジカメ(CE-AG03)の接写時の歪みが大きいことです。(IC類を接写したときに顕著に出るんです)