■いざと言うときに力を発揮するシステムユーティリティ
コミパルを単独で使っている場合にシステムユーティリティのお世話になることはほとんどありません。
パソコンとデータ交換するために通信すると、ごく希に内部データの異常を引き起こすことがあります。
この状態を改善するためにシステムユーティリティが存在します。
ただし、ユーザーがこの機能を使って改善をはかるのは最後の手段で、それ以前に「ザウルスホットライン」などのユーザーサポートに問い合わせて対応方法をきいた方が良いでしょう。
初出:1999/03/04 コミパル会議室において「Takahasi」さん発見報告
出し方 MOREインデックスの画面でキーボードから SYSTEM と入力します。 |
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システムユーティリティ画面 この画面が表示されます。(メニューリストを選択した状態) |
■各機能
システムユーティリティの機能を実行した後は一旦電源を切ります。
再度電源を入れると電池交換の場合と同じように時刻合わせの画面が表示されて入力後数分間「お待ち下さい」が表示されますが、故障では無いので驚かないように(^^;
・チェックのみ アドレス帳、スケジュールなどザウルス内部のファイルをチェックします。 ファイル内容がこわれていたり矛盾がある場合にはエラーメッセージが表示されます。 |
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・ユーザー復旧 万一ファイルが壊れていた場合、このユーザー復旧をすることで直る場合があります。 ただし、万能じゃないので「最後の手段」として利用して下さい。 |
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・PowerPIMMシンクロ解除 PowerPIMMというのはパソコンとデータ交換する場合に使う通信方法で、シンクロというのはパソコンデータと同期をとるための手段です。 意図せずしてシンクロ設定をしているとアドレス帳やスケジュールでデータを削除したのに使用メモリ量が変化しないなどの弊害が出る場合があります。 このような時にシンクロを強制解除する機能です。 |
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・PowerPIMM簡易復旧 こちらはシンクロ前の未削除ファイルを削除するだけのようです。 |