■メディアゲート対応メモリスティック(4716部)

シャープさんは早くからメモリスティックのライセンスを受けていた割に製品としてメモリスティックを搭載したものはありません。

ザウルスの場倍はCFを推奨メディアとしています。(MI-500/610/EX1でもCF推奨)

メモリスティックはコンパクトなサイズなのでCFスロットほどの専有面積をとりません。

CF+メモリスティックの構成がとれればユーザーが長年困っていた611Sのようなデータ通信カード一体型PHSによる通信時に同時にメモリデバイスが使えたり、デジカメユニットの場合も同様な仕組みが実現できると思うのですが、ななかな実現しません。

メモリスティックはメモリだけかと思ったら通信デバイスなどにも対応できるようです。

■ ざうまが FLASH News 99/10/01  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

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━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・速報 PIシリーズ2000年問題対応プログラム(アドイン)公開
・情報 シャープ SONYよりMagicGate対応メモリースティックライセンス締結

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■速報 PIシリーズ2000年問題対応プログラム(アドイン)公開

 PIシリーズの2000年問題に対応したアドインソフトが公開されました。

・シャープスペースタウン:アクセスザウルスの西暦2000年対応ソフト
http://www.zaurusworld.ne.jp/menu/zinfo/new_info/y2k.zhtml

 PIシリーズの2000年問題はNIFTY やPC-VAN(BIGLOBE) のメールを受信した場合
 ザウルス上で受信日付の表示がおかしくなる問題を修正したものです。

 なお、このアドインはメール機能を修正するものではなくて受信メールの日付
 を直すものであり、2000年以降はメールを受信するたびにアドインを実行して
 日付を修正する必要があります。

 対象機種はPI−4500、PI−5000、PI−6000、PI−6500
 PI−7000、PI−8000。

 PI−6600以降の機種は2000年問題に対応済み。

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◆まると的解説

 MIシリーズにもNIFTY SERVE ドメインが@niftyserve.or.jpから@nifty.ne.jp
 に完全移行される予定という1999年4月問題危機がありました。

 MI-310までのザウルスはインターネットメールでNIFTY アドレス宛てにメール
 する際に@niftyserve.or.jp を自動で付加(@ がついていないメールアドレス
 に自動付加)するという機能があり、この問題を改善しないと1999年4月以降
 はザウルスでメールすると迷子メール続発か? という状況でした。

 この時はシャープさんは何も対応せず(問題がある点と@nifty.ne.jpを付けて
 ねというコメントは出した)NIFTY SERVE 側が"@niftyserve.or.jp" を1年間
 維持するという裏技(^^;で逃げ切った例があるのですが、PIシリーズの2000年
 問題は歴史から2000年を抹殺出来ないのでシャープさんも対応せざるを得なかっ
 たようです(^^)/

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 まあ、実害の少ない問題&毎回アドイン実行は面倒なので話のネタ程度に対応
 アドインを入手して2000年になったら試してみましょう。

 私が昔作って公開していたツールの中にPIシリーズのモデムとパソコンのモデ
 ムを直結してNIFTY の動きをエミュレートしてテキストデータをザウルスに転
 送するというZauTerm 系のものがあったはずなので、ざうまがTOOLS の方で再
 公開します。(週明けぐらい)

 これを使えば今すぐ2000年対応アドインを試せます。

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 なお、2000年問題アドインにはアドインダウンローダが添付されているのです
 が、これはMOREソフトダウンローダを改修したとは言え、シャープさんが
 公式に無償配布したはじめてのWindows 版ダウンローダでしょう。(メビウス
 の添付ソフトとしての情報ステーション機能にダウンローダがありましたが、
 こちらは一般向け配布されていません)

 これを機会にPIシリーズのアドインをスペースタウンで公開してもらえば、
 眠りに入りつつあるPIシリーズが活用できることでしょう(^^)/

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■情報 シャープSONYよりマジックゲート対応メモリースティックライセンス締結

 SONYのマジックゲート対応メモリースティックのライセンスをシャープさんが
 受けたようです。

・SONY WEB “メモリースティック”のライセンス契約について
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199909/99-075/

 マジックゲート対応メモリースティックは通常のメモリースティック+ID機能
 を持つ物で対応機器と組み合わせることで著作権保護(違法再生/複製防止、
 再生期間/回数制限)などを実現するものです。

・SONY WEB メディアゲート関連
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199902/99-021/index.html

 最近SONYから発表されたメモリースティックウォークマンがこのマジックゲー
 トタイプを利用した機器です。

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◆まると的解説

 メモリースティックが発表された頃この規格を支持するメーカーとしてシャー
 プさんの名前もあがっており、そのうちザウルスに搭載されるのだろうと見て
 いましたがなかなか搭載されません(^^;

 今のところザウルスのフラッシュメモリカードというとコンパクトフラッシュ
 カードが推奨品という状況です。(メモリースティックがMI-500/600/EX1で利
 用できるのは確認済み)

 現状のザウルスではデータ通信カード一体型PHSなどを使う場合にはスロッ
 トを占有してしまうためフラッシュメモリカードとの併用が出来ません。

 ザウルスでもメモリ系は常用するので専用スロット、その他デバイス用に汎用
 スロットというのが理想でしょう。(コスト的には高くつくけど)

 また商用MOREソフトが今後もますます普及すると思われるのですが、ザウ
 ルス側には全くといって良いほどコピー防止策がありません。

 メディアゲートの著作権保護機能などを応用して違法な複製ができないような
 環境を作り、作る側が安心して販売できるようにしてもらいたいものです。

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