■もばりぶ建設を決意(4820部)

本音で言えば後悔しているモバイル図書館もばりぶに関しての建設宣言をしています。

この作業負荷は尋常じゃありません(^^;

新型の噂はまだかなりのぶれがあります。　デジカメの予測は大きく外れた物となりました。

後にボイスレコーダーと判明した機能については「こんなものか〜？」でした(^^';

■ ざうまが FLASH News 99/10/29 　■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

　　　ざうまが FLASHではザウルス界の最新情報をお届けします。
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━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・ 噂 　アイゲッティカラー版のオプション関係
・速報　エプソンロカティオの新型登場
・企画　ザウルス版青空文庫計画開始（モバイル図書館＜愛称：もばりぶ＞）

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■ 噂 　アイゲッティカラー版のオプション関係

　新型ザウルスらしき情報が少しづつ流れてきています。
　(Special thanks Mr.jinbu2）

　ざうまが前号でも記事にした通り、アイゲッティのカラー版が12月頃には発売
　される模様です。

　液晶に関しては反射型らしいのですが、フロントライトなどの搭載は不明。
　カラーリングは現在発売されているコミュニケーションパル(MT-300)のような
　ものとか。（プラチナシルバーかな？）

　また、デジカメオプションや音声関連オプションが設定されるようです。

　デジカメの形状等は全く不明です。　もしアイクルーズが現状のサイズを維持
　したままなら電源は単４電池となりデジカメの電力供給は相当難しいでしょう。

　画像的には 640x480あたりが妥当な線でコンパクト＆ローコスト、メモリに優
　しい仕様だったら良いでしょうね〜。（アイゲッティクラスなら320x240 でも
　十分だとは思います）

　なお、パワーザウルスやアイクルーズ用のデジカメ的なカード／ユニット型で
　はなく、電源部を持ったパソコンで言うところのドッキングステーションのよ
　うな形態も考えられます。

　伏兵はアイクルーズ用デジカメをアダプタ噛まして使う方法も考えられるので
　すが、不恰好とざうまがで叩かれるからボツ(^^)/ なんてね。

　音声関連プションに関しても情報不足なのですが、パワーザウルスまで搭載さ
　れていたボイスメモ的なもののようです。

　でも、今時モノラル8KHzの音質で20秒しか録音再生できないものが用意されて
　も意味が無いのでＭＰ３対応かとも思う一方で、これからシャープさんが推進
　すると思われる著作権保護機能付きメモリスティックを使ったプレーヤーなど
　との兼ね合いを考えると、こんなもんか〜とユーザーから突っつかれそうなモ
　ノに落ち着きそうな気がします。（こういうとき家電総合メーカーは思い切っ
　たことができないんだろうな〜(^^?)

　新型の価格的なものも現段階では不明ですが、カラーポケットのように１１万
　円では購入層も限られてしまうでしょう。　現状でWindows CEのカラー機が８
　万円台なので、発売直後の実売で５万円台程度で買えるものを期待かな？

　アイゲッティにはザウルスらしい進化を遂げてもらいたいものです。

　なおアイクルーズタイプの新型情報はありません(^^;

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■速報　エプソンロカティオの新型登場

　モバイルＧＰＳのエプソンロカティオの新型が発表されました。

・EPSON HP：ロカティオ
http://www.i-love-epson.co.jp/products/locatio/index.htm

・CLUB Locatio
http://www.i-love-epson.co.jp/locatio/locatio/030201.html

　実際に製品出荷されたのがついこの間のように思えたのですが、新型はグッと
　魅力的な構成です。

　旧ロカティオはギミック好きのマニアックなユーザーにとってはたまらない動
　きをするものでした。

　ＧＰＳアンテナを立ち上げたりＰＨＳユニットで即座に通信できる、スパイカ
　メラのようなデジカメと男心をくすぐったものです。

　また、デザイン的にはやや無骨ともいえ、男のおもちゃとして期待していた部
　分があります。

　新型は、アンテナ立ち上げが無くなり本体一体型カバーの中に収められて柔ら
　かなイメージとなりました。　また、ＰＨＳユニットは搭載されなくなり通信
　経路が自由に選べます。（旧ロカティオもＰＨＳユニット無し版がありました）

　奇をてらわないデザインは日常使うツールとしては重要な点だと思います。
　
　なにより驚いたのがその値段でデジカメ付きで79,800円、無しで69,800円とい
　うリーズナブルなものです。

　ハードウェア性能は単純に比較できないのですが、 3.7型半透過型液晶（反射
　液晶とバックライト液晶の特性を取り入れたもので明るいところ、暗いところ
　でも見やすい）搭載、RISC CPU、メインメモリ８MBプログラム／内蔵地図16MB、
　内蔵フラッシュ 2MBという構成になっています。　デジカメは27万画素で1/4
　VGA 対応。

　特筆できるのが、コンパクトフラッシュサイズスロットを２基搭載したことで
　メモリカードを刺した状態でモデムカードなどの利用ができます。（それぞれ
　モデムなどのＩ／Ｏ専用、メモリカード専用という制限はあります）

　電源は単三型ニッケル水素充電池で標準的な利用で１７時間、デジカメ無しモ
　デルは単三型アルカリ電池も使えて、こちらは１８時間となっています。

　旧ロカティオには無かったのですが、新ロカティオにはちゃんとザウルス的な
　蓋が付いています。

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◆まると的コメント

　う〜ん、なんかメーカー名が入っていなかったらザウルスの新型か？と思える
　ようなデザインです。　アイゲッティ／アイクルーズ路線の左側に空きの多い
　デザイン、液晶保護カバー（蓋）などね(^^)/

　ロカティオのＰＩＭ機能については、旧機種と変わらずザウルスから見ればお
　まけレベルなのですが、それでも画面上にはきっちりとダイレクトタッチキー
　が用意され一発起動できます。　他の機能も当然ワンタッチ起動です。

　これが正しいＰＤＡのありかたではないかと常々ざうまが等で評しているので
　すが、ザウルスはカラーポケット以降頑固に画面で選択するメニューを採用し
　ています。　まあ、こちらはシャープさんのポリシーなので何を言っても無駄
　と諦めています(^^;

　スロット２基搭載もザウルスユーザーの夢だったのですが、ロカティオがあっ
　さりと搭載してしまいました(^^)/

　実物を見ないと評価できませんが、屋内でも屋外でも見やすい液晶はＰＤＡ共
　通のテーマなのでロカティオの半透過型液晶にはやや期待しています。

　ＧＰＳ付きＰＤＡが実売で６万円半ばで買えるわけなので、ザウルスユーザー
　から要望の多いこのシステムの基準がこの価格になるわけです。

　カラーアイゲッティ＋デジカメ＋ＧＰＳなんて構成にしたら１０万超えちゃう
　な〜。

　噂というか、展示会ではザウルスの地図システムの説明に協力エプソン云々と
　書いてあったそうなので、何か一緒にやっているのでしょうか(^^?

　ザウルスと同列の評価は出来ないものの、これだけのハードスペックでこの値
　段という点を見るとザウルスってソフトの値段が高いんだな〜と思ってしまい
　ます(^^)/

　よくよく考えるとロカティオを使うには地図データの取得などにi-Point ネッ
　トワークの利用が必須となるわけで、この利用料金を見越したハード価格設定
　になっているようです。

　無料パソコンと同様、コンテンツ利用料金でハード価格を賄うという志向があ
　るのかも知れません。

　その点ではザウルスユーザーがスペースタウンのコンテンツを使わない限り、
　ハードはこれ以上安くならないということでしょう(^^)/ 　でも、使いたいも
　のがないから仕方がないか(^^;

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■企画　ザウルス版青空文庫計画開始（モバイル図書館<愛称：もばりぶ>）

◆残念！　青空文庫サーバへのMIME TYPE 設定は困難と判明

　前号で青空文庫のWeb サーバにザウルスでEBK 形式がダウンロードできるよう
　なMIME TYPE 設定が出来ないかを検討していると記事にしましたが、青空文庫
　さんのご担当者と打ち合わせた結果、残念ながら"application/x-zaurus-ebk
　.ebk" の設定を行うと、Mac 用のエキスパンドブック起動（ヘルパアプリケー
　ションとして登録している場合）に問題が生じることがわかり、青空文庫側で
　の設定はできないという結論に達しました。

　直接メール交換させていただきました富田倫生さん、青空文庫スタッフの皆さ
　ん、実地検証等ありがとうございましたm(_ _)m

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◆ザウルス版青空文庫計画始動

　MIME設定ができると手間無しでザウルスでもエキスパンドブックがダウンロー
　ドできるようになって楽勝か？　と思ったのですが、やはり苦労しなければ
　ならないようです(^^;

　そこで、ザウルス対応版青空文庫を構築することにしました。
　青空文庫の規約に従い著作権切れの書籍データの公開から開始します。

　専用Web サーバの確保などはこれから行うのですが、暫定的にFreeWeb （無料
　Web サーバ）でテスト公開など進めながら運用方法やザウルスで使いやすい目
　録などの研究を進める予定です。

・暫定版図書館（11月1日以降アクセス可能）
http://www5.freeweb.ne.jp/novel/mob-lib/index.htm

　現在青空文庫の総データ量は約90MB程度あるそうなので用地確保が問題ですが、
　１年程度先までの容量増を考えて逐次拡張できるサーバを確保する予定です。

　また、青空文庫以外にも書籍データを公開しているグループがありますので、
　こちらの方々にも打診してデータ利用などをさせていただくことを検討してい
　ます。

　同人誌とかパロディー本、裏本(^^;などこだわりなく公開したいですね〜(^^)/

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◆なぜザウルス専用図書館が必要か

1.データ形式の問題

　前にも解説しましたが、現在青空文庫で配布されている書籍データはHTLM形式
　によるテキスト、エキスバンドブック形式(EBK) 、テキストデータを圧縮した
　ZIP 形式があります。

　これらの中でザウルスだけで直接取り込めるのはHTML形式だけとなり、この場
　合ザウルスに取り込むにはライブラリへの保存という方法になります。

　保存した書籍データを「読む」ことを考えると電源を切るたびに先頭画面に戻
　る／しおり機能が使えないライブラリでは不十分です。

　EBK ならharamasaさんのＴＴＶブックリーダーと文庫ビューアで読むことがで
　きますし、テキストデータならＬ．ＦｏｒｃｅさんのLfLogBrowser、mabさんの
　縦読みさんとＭＯＲＥソフトが充実しています。

・TTVブックリーダー(haramasaさん）
http://member.nifty.ne.jp/haramasa/ttv.htm

・LfLogBrowser(Ｌ．Ｆｏｒｃｅさん）
http://www.mikeneko.com/LeF/zaurus/mi50x/more/wlf1.html

・縦読みさん（mabさん）
http://www02.so-net.ne.jp/~reyoshi/zaurus/more2.html

　しかし、一般的な Webサーバの設定ではEBK,ZIP,TXT ともザウルスで単体での
　ダウンロードができません。

---

2.画面の問題

　また、ブラウザの画面特性(320x240ドット／フレームページの扱いにくさ）や
　１ページのデータ量、モバイル環境でのアクセスなどを考えるとコンテンツ目
　次、書籍目録、データ公開ページなどの画面構成を最適化させる必要がありま
　す。（モノクロ機種を考慮した色遣い、必要最小限の画像、文字サイズの検討
　横スクロールをしない構成など）

3.短時間でザウルスで情報取得するための工夫

　図書目録にしてもザウルスで直接取り込めてライブラリ上で参照／そこから接
　続可能な形式での提供が出来たほうが良いでしょう。

　現在考えているＭＰＦ形式はライブラリ取り込みと一緒のことができるデータ
　形式なのですが、「取り込み」操作より速くダウンロードできますし、複数の
　ページを同時にダウンロードできるという目録向きの使用となっています。

---

　これらを考えるとザウルスに特化した図書館を構築したほうが理想に近づける
　わけです。

　通常はパソコン経由でデータを落としていてもも旅先などでザウルス一丁に
　なった時に通信回線さえ確保できればどこでも読書できるということにもなり
　ます。

---

　なお、アイクルーズではEBK,ZIP などの拡張子を持つファイルでも何の設定も
　無しにWeb からダウンロードできるため、将来的にはザウルス各機種ともこの
　仕様に変わるかもしれません(^^?　でも、ザウルスで使いやすい画面というの
　は必要でしょう。

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◆PIシリーズだって読書できる

　もう一つ忘れちゃならない(^^)/ PIシリーズユーザーだってまだまだたくさん
　います。　こちらに向けての書籍データ配信サービスも頭の中にあります。　

　多分添付データとすれば何とかなるのではないかと思ってます。　配信は図書
　目録を提供しておき、書籍番号をメールしてもらい返信として添付データ化さ
　れたものを送るという仕様でどうかな？（レポートデータ形式）

　PIシリーズでテキストデータを一番読みやすいのはパソコンビューア（表計算
　データを見るためのもの）なのですが、パソコン経由以外での転送方法がわか
　らないのです(^^?

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◆ザウルスユーザー以外も対象に

　同時に可能性の一つとして、ザウルス系以外のＰＤＡでダイレクトダウンロー
　ドできない端末（これから続々と登場する各社メール端末）のユーザーに対し
　てもデータ提供できないかの目論見もあります。（こちらはメールで転送か？）

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　　　　　　　　ダウンロードしたい書籍のリクエスト募集

注意：11/1日以降にアクセスして下さい。

・リクエストページ
http://www5.freeweb.ne.jp/novel/mob-lib/cgi-bin/req/index.htm

・リクエストメールアドレス
mob-lib@mutt.freemail.ne.jp

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　いきなり図書館の全面オープンとは行かないため、当面の間実験運用をします。

　ザウルスオンリーユーザーの皆さんは青空文庫からのエキスパンドブックのダ
　ウンロードに困られていると思います。

　青空文庫で公開されている書籍データのうち、転載可能な著作権切れのデータ
　は転載可能となっています。

　そこで、読みたいエキスパンドブック形式データに関してリクエストがあれば
　それを登録／公開するという形で暫定版図書館を構築していきたいと考えてい
　ます。

　また、皆さんが読まれた青空文庫の中でコレを登録してはというお勧めも教え
　て下さい。

　もう一つは、このWeb にある書籍データも公開したら？というアドバイスもお
　願いします。

　実験運用で書籍データ登録時やメンテナンスにおける作業労力の調査、Web サー
　バの必要容量と負荷を検証する予定です。

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◎お願い

　このリクエストに関する情報を読者の皆さんが運営／ご利用の掲示板、パソコ
　ン通信などでご紹介ください。(NIFTYのほうにもよろしくお願いします）

　本番前にできるだけ、サーバ負荷を多くしてダウンロード速度の実用度を確認
　したいと考えています。

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◆今考えていること

　最初に明言しておきますが、サーバの確保など運営費用を捻出するために図書
　館ページ上にバナー広告などを掲載することを考えています。

　書籍データを長期的に安定供給するためのインフラ整備には金をかける予定で
　す。（ミラーサイトの設置など）

　こういった費用は工夫すれば非常に低額に抑えられるのですが、出し惜しみを
　するとできなくなることが多いため専用サーバ確保／維持のための財源は確保
　したいと思っています。（ただし、実際にデータ供給を始めてから最終的な判
　断をします）

　私を含めて人的資源には極力金をかけないぞ〜(^^)/

　また、当面はざうまがでWeb 等を管理しますが、将来的にはざうまがとは切り
　離し独自の運営ができる体制を確立したいと考えています。

・書籍データの公開

　これは前述の通り、青空文庫の著作権切れデータを始めとし、Web 上で公開さ
　れている様々な書籍データを集積／公開を目指しています。

　利用可能機種もザウルス系に限らない広範囲なものを考えています。

・専用メールマガジンの発行

　ざうまがでも告知できるのですが、こちらはザウルスネタ全般のため長めにな
　り情報が埋もれてしまいます。　本格的にスタートしたら図書館専用のメール
　マガジンを発行します。

・ユーザーデータ図書館

　六曜のように万人が必要ではないものの欲しい人のいるデータが存在します。
　これらのデータを配布可能形式に変換して公開できるようにしたいと考えて
　います。（ツールはざうまがTOOLS の派生バージョンで提供）

・ＭＯＲＥソフト図書館

　こちらはＭＯＲＥソフト作者の皆さんにこれから打診していく予定ですが、
　ＭＯＲＥソフトの配布もできるようなエリア確保を考えています。

　現在のSZAB方式では各作者のWeb リンクとなっており、プログラム説明やダウ
　ンロードファイルの場所やダウンロード方法などの統一規格がなく、特に初心
　者が困るだろうと考えています。

　自前サーバなのでMIME TYPE など自由にできます(^^)/ からダイレクトダウ
　ンロードもOK。（ＳＳＴも同じようなことを考えているようですね〜(^^?)

・アドイン図書館

　PIシリーズ用アドインソフトを収録することも考えています。
　せっかくの資産なので有効活用できるようにしたいです。

・ユーザープログラム公開

　Windows 版やMac 版などの対ザウルス用プログラムの公開も狙っています。

・会議室他

　当面は図書館関係データだけを考えていますが、場合によっては現在のなんで
　も会議室のうち質問系会議室の統合を考えています。

---

　目指す方向性としては多分シャープスペースタウンと同じだと思うのですが、
　向こうは商用目的で情報提供に関するユーザーの参加要素がほとんどありませ
　ん。

　情報提供系Web は情報のギブアンドテイクで成長していくというのが理想と考
　えていますので、ユーザー側にもオープンな場としたいと思います。

　また、ざうまがＴＯＯＬＳの過程で得られたクイックパスの構造解析やＭＰＦ
　フォーマットの実戦利用という私にとってのお楽しみもあります。

　合言葉は、モバイル機器ユーザーに優しいWeb ね(^^)/

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◆公開第一期計画

　年始年末のお休み中に読書されたい人などのことを考慮して最初の正式版公開
　は年内を目指しています。

　当初はザウルス／コミパル／ブラボーでのダウンロードを最優先とした構成に
　なると思います。

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◆協力者募集

　本格的な運営開始は2000年からを予定していますが、青空文庫の新着情報であ
　る「そらもよう」などを眺めていると図書館運営には相当の労力が必要なよう
　です。

・青空文庫：そらもよう
http://www.aozora.gr.jp/soramoyouindex.html

　青空文庫というベースがあるものの、ザウルス版にはザウルスの特性に合わせ
　た改善が必要なため、作業労力はかなりのものとなります。

　ざうまがやざうまが Webの運営なら現在の体制で維持できるのですが、これに
　更に図書館が加わると全体の運営が極めて困難になりそうです。

　長期的に考えると、ざうまがとは別組織で運営した方が良いだろうとも考えて
　います。

---

　そこで運営協力者を公募したいと考えています。
　インターネットに接続できる環境があれば誰でも協力者になれます。

　立ち上げ完了までの図書館運営に関する環境整備と責任は私が全部負うので、
　それぞれの分野で得意なものがあれば、ぜひご協力ください。

・Webデザイン

　Web レイアウト全般、利用するグラフィックス、ザウルスで見やすい構成など
　基礎フォーマットの開発にご協力いただきたいと考えています。

・Web メンテナンス

　新着図書のアップロードやリンク管理全般を担当していただきます。
　会議室のログ管理などもお願いしたいです。

・広報（Web メンテと内容的に同じ傾向なので一緒にするかもしれません）

　モバイル図書館に関するメールマガジンの作成／発行が主な仕事です。
　読者からのリクエストなどにも対応していただきます。

・Web プログラマ

　Perlでスクリプトが書ける／ＣでWeb 用アプリケーションが組める方を募集し
　ます。

　PIシリーズ用の書籍データ配信システムやその他機種向けメールによる配信シ
　ステム、そのための認証／自動応答などのシステム開発を予定しています。

　また、将来的にはJavaでPCリンク部分を組んでWeb からパソコン経由->ザウル
　スにダイレクト転送を実現するなどの構想があります。

　また、書籍データがどのような利用をされたかを検討するアクセス解析なども
　必要になりそうです。

　全然関連性はありませんが、ザウルスの手書きメモ付きメールを受け取ったら
　それをHTMLに変換してWeb で表示という絵手紙掲示板も作って欲しいです(^^)/

・各種テスト要員

　公開した書籍がザウルス等でダウンロードできるかの確認、運営上の問題等の
　指摘、アドバイスなどをお願いしします。

　このほかにも必要な作業に応じて順次公募します。

---

　なお基本的に労力に見合った報酬などは出せないでしょう(^^;
　スタッフリストに燦然と輝く名前だけが役割に対する報いです(^^)/

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◆現在手に入る青空文庫データ

　現在発売中のアスキー各雑誌付録のCD-ROM中に青空文庫収蔵の書籍データのう
　ち著作権切れのものが収録されています。

　アスキー.PC（ドットピーシー）　11月号　Windows　490円　 9月24日
　DOS/V ISSUE　　　　　　　　　　11月号　Windows　890円　 9月29日
　マックピープル　　　　　　1月1日号　 Macintosh　680円　10月15日
　月刊アスキー　　　　　　　11月号　ハイブリッド　890円　10月18日
　マックパワー　　　　　　　11月号　　 Macintosh　980円　10月18日

　Windows 版データならケーブルクレードル／／赤外線(IrDA)インタフェースを
　利用して乗っ取り君で転送することができます。（フラッシュメモリカード
　経由でもOK）

・乗っ取り君
http://www2.freeweb.ne.jp/~comipal/tools/nottori/index.htm

　ケーブルなど持っていない人は回りにいるノートＰＣユーザーを拝み倒して
　乗っ取り君＋光通信で転送させてもらいましょう(^^)/

　モバイル図書館もこのデータを利用しながら充実させて行く予定です。

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◆まると的コメント

　う〜、ついにこれに手を出してしまった(^^;

　なぜにこう自分の首を締めるような厄介なことを始めてしまうのかわかりませ
　ん。

　なんでも会議室の使いこなし隊にＥＢＫダウンロードできませんという泣きが
　入ったことがきっかけなのは間違いありません。

・なんでも会議室：使いこなし隊
http://www1.freeweb.ne.jp/~maruto/cgi-bin/tukaikonasitai/messages/5.htm

　そこで青空文庫の研究を進め一時期全部ＭＯＲＥソフトの配布形式ファイルで
　あるＺＡＣ化しようと考えたのが、ざうまがＴＯＯＬＳ：なんでもザッ君作成
　の一因になっています。

　その後、ＥＢＫもＺＡＣと同じようにダウンロード出来そうなことが分かった
　ので青空文庫さんにメールを出し、富田さんにあれこれ手配していただいた結
　果として青空文庫側で設定した場合の影響を考慮すると不可能との結論が出た
　ため自前の図書館建設を決断しました。

　もう一つきっかけがあるとすれば、青空文庫の公開予定に黒岩涙香の幽霊塔が
　あったことでしょう。（これはあの宮崎駿監督が手がけたルパン三世カリオス
　トロの城のタネ本となった江戸川乱歩版幽霊塔の元ネタ。　私は元クラコンだ
　から(^^;）　おおっ！こういう本まで読めるようになるとは(^^)/ こちらも何
　かお礼をせねばならんの〜　てな具合です。

　ＳＳＴの有料ザウルス文庫だけじゃダメよという日ごろの言動も当然のごとく
　動機付けになってます(^^)/ 　民生用(^^?クイックパスなどは実現したいです。

　あ、これもあるな。　Palm用青空文庫があるじゃん(^^;

---

　去年のちょうど今ごろ、メールでザウルスユーザーに情報提供できないかと考
　えてざうまがの準備を進めていました。

　ざうまがを出そうと思った時も事前準備などで多少悩みましたが、配信システ
　ムは既に完成されたまぐまぐがあり発行までの敷居は低かったと思っています。

　その後の紆余曲折は経験不足から来るものが多かったのですが、一番の痛手は
　記事の問題で一旦廃刊という形のお詫びをせざるを得なかったことでしょう。

　これは、ざうまがの好調さを背景につけ上がった部分と、ざうまがを新製品発
　表会に呼んでもらえる報道機関並に公的なものとしようとした目論見とその後
　の行動が裏目に出た結果ともいえます。

---

　また、まると系 Webは趣味の延長線で更新責任も無い(^^?　ため、気ままな管
　理と突然の閉鎖とか移動が過去に行われてきたし、主観をガンガン入れた論評
　に怯えたり嫌悪感をもってアクセスしなくなった方も多いはず。

　まると個人で考えると本業ではあれこれ規制があり、自由度の少ない言論に関
　しての鬱憤晴らしの場がまると系 Webであり、ざうまがだったりするわけです
　が、縛りの無い自由な場所のはずなのにいつの間にかそれに縛られてニッチも
　サッチも的な状況に陥ることがあります。

　また、過去にアイクルーズご意見板に見られた人のWeb にケチ付けやがる(--+
　的発言に反発することがあり、その結果がWeb 更新しないという投げやりな態
　度に繋がるのです。

　もう一つの傾向として瞬発力はあっても持久力が無いぞ(^^)/ なので、たとえ
　ば新製品が出た直後の解説ページは非常に素早く立ち上げるものの、その後の
　詳細解説などはほとんど手付かずのまま放置という有様です。　飽きっぽいと
　もいえます(^^;

　それでもやってみようと思って即行動できる点はポイントが高いのでモバイル
　図書館も即断即決でスタートさせてしまいました(^^)/

　今回の図書館建設はまると Web的なわがままが許されないだろうということも
　熟慮した上での着手なのですが、一体いつまでもつことやら。　一刻も早く基
　礎を固めて運営スタッフにすべてをお任せして逃げたいのが本音です(^^;

　こうやってあれこれ書くのも、悩みながら考え思ったことをまとめながらです。

　やるぞ〜、やりぬくぞ〜(^^)/ と自分に言い聞かせてるわけですね。

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◆「モバイル図書館（もばりぶ）」

　図書館のネーミングにザウルスと入れたいのですが、ＳＳＴで公開されている
　ザウルス文庫との競合や「ザウルス」がシャープさんの商標であるため、これ
　を使うのは権利関係上問題ありと考えました。

　また、ザウルスだけではなく、コミュニケーションパル／ブラウザボードと
　いったメール端末、松下電器やＮＥＣなどから発売されるブラウザ付きメール
　端末への対応も考えているので、汎用的なネーミングにしたいと思ってます。

・うっ、goo で検索したらずばり「モバイル図書館」でヒットしてしまったぞ。
http://saitolab.tamacc.chuo-u.ac.jp/WWW/lecture/gakuin/syodoku/write0613.html

　書籍データ配信の意味での使い方じゃないけど、困ったな〜(^^;

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■ちょっとだけ編集後記

　うわ〜、ドラゴンズあっさり負けちゃってダイエーが優勝(^^;　星野監督が九
　州へはもう行かんといっていた意味はこれだったか〜(^^)/　 などと笑ってい
　ますが、なんか日本シリーズ中の星野監督には迫力無かったですね。　むっつ
　りと思っていた王監督が何かハイになった状態だったのに対しエラーしまくり
　の福留に対しても星野監督は怒りの表情を見せなかったようです。　なんとな
　くこれが今ひとつピリッとしないドラゴンズの戦い方にシンクロしていたよう
　です。　しかしあっさり負けてしまったな〜(T_T)

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　　　　　　　　　　　　発行元：まるとのＰＤＡ情報局　（責任者：まると）

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