■メールマガジンも一つの報道機関
メールマガジンは新聞や雑誌と同様に「報道機関」として認められるのか? これは、ざうまがを発刊するときに考えていたことです。
ざうまがの指向性としてはザウルス関連速報、各スタッフのコラム、まるとの言いたい放題、価格調査隊、ユーザーが参加するざうまが世論調査などかなり硬派な内容となっています。(良く考えたら遊びが少ないか(^^; )
内容的にはまじめな物だし、それを支持してくれる読者も多い、なにより「ザウルス」専門メールマガジンとしては国内唯一のものでしょう。
迫り来る新型発表に狙いを定め、シャープさんに「ざうまが」を報道機関扱いしてもらい新製品発表会に参加できるように工作すべく「報道機関扱いしてほしい」趣意書を作り上げました。
★これが「ざうまがも新製品発表会に呼んでね」趣意書だ!
◆旬のネタ
◆編集スタッフ企画
◆読者参加型企画 web フォーム投稿型で読者からの意見やアイディア、記事を募集しています。
PDA News 編集責任者/発行人 冨樫 吉徳 |
私は以前からザウルス関連イベントには出席しており、ホームページでの告知協力もしていたので宣伝部のご担当者などとは面識があり、そのコネを頼りに広報室のご担当者を紹介していただき趣旨説明をすることができました。
その結果、即断に近い状態で新製品発表会への参加が認められています。
日頃の行いの悪さが問題になるかと思ったのですが(^^; 無事ざうまがは報道機関と同等に新製品発表の場に立ち会うことができ、新鮮な情報を配信できるようになったのです。
新製品発表は3月10日の13:00から開始され、私とアレックス氏の二人で調査を進め、発表から1時間半後には「アイゲッティ発表!」という第1報を配信することができました。
これまで研究を進めた「機動取材システム」の成果と、メールマガジンという手軽なメディアの合体により、テキストと画像を効率よく公開することができました。
他のメディアではこういう事はしないだろうし、できないでしょう(^^)v
メールマガジンらしいことができました。
ただし、報道の掟があり、情報解禁時間の制限があるため、発表されたからと言って即メールマガジンを配信できるわけでは無い点が辛いところです。
今回は多少もたつきがあったので、次回のMI-EX1の発表会ではより迅速に、詳細に、確実な配信を目指します。
■まると怒る
9号では"@niftyserve.or.jp"問題についてユーザーへの告知とシャープさんへの要望という形での喝を入れたのですが、10号でも怒っています。
これは先頃開催され、結果が発表されたMOREソフトコンテストの審査員評中に「ゲームは推薦しない」という一文が書かれており、それを見たMOREソフト作者が非常に落ち込んで「MOREソフトリクエスト会議室」に書き込みをした事に端を発しています。
確かにMOREコンの入賞作は実用ツール優位、ゲームは評価が低いのですが、前述のコメントをした審査員以外はそれなりの理由を付けてゲームも評価しています。
それを見れば入賞作についても納得できます。
しかし、「ゲームは推薦しない」と言い切った審査員は「ファイナルファンタジーと比較されるから」という全く検討違いの理由を述べています。
なんでここにファイナルファンタジーが出てくる? そりゃ数億円かけて開発しハードもゲーム特化、ほとんど映画のような作品は素晴らしいでしょう。 でも、ザウルスにの小さな画面とタッチパネルを活かしたゲームだって十分に遊べるし、面白い、発展の可能性はあります。
ゲームボーイにおけるポケットモンスターはモノクロ4階調の狭い画面の中で無限の広がりを産みだし大ヒットしています。
要はそのハードをどう活かし、アイディアを具現化し、使う側を楽しませることができるかでしょう。
いきなり土俵の違うファイナルファンタジーと比較して「推薦しない」と言い切る審査員の見識を疑うとともに、そのコメントの冷たさに怒りを感じるのです。
お前、MOREソフト作る難しさわかってないだろう?
ソフト作る作者の気持ちわかってないだろう?
作者にとってソフトは一時期人生をかけて開発しているんだぞ!
自分の分身であり子供のような物だ。
日々改良を加え成長させ時に振り出しに戻り、さらに飛躍させる。
そうやって育て上げた自分の分身を公開するときの緊張と晴れやかさを知らないだろう?
MOREコン目指して寝食を惜しみプログラム開発にあけくれて、やっとのことで完成した作品を応募してみたら「ゲームは推薦しない」という無神経な一言。
バカ野郎〜〜〜!
その一言で長らくの努力が否定されるんだぞ、自分の子供が侮辱されたと同じ事なんだぞ!そして作者はものすごく傷つくんだぞ。
なんでこんなヤツが審査員なんだろう。 ああ情けないぞシャープさん。
この審査員はMOREコンの募集開始時に公開されたコラムでも「シェアウエア作って金儲けできるからSZAB買え」というどタワケな駄文を書いていた。
本当にフリーやシェアウエア作家を侮辱している。
プログラムをシェアウエアで公開することは否定しないし、作者の労が多少なりとも報われるのは大歓迎である。 それが明日のMOREソフトにつながるからだ。
しかし、私自身各種ザウルス関連プログラムをシェアウエアで公開しているが、儲かったと思ったことは一度も無い。
Windowsという非常に大きな市場に対してのシェアウエアは採算的に成り立つと思うが、ザウルスという狭い市場でのシェアウエアは労多くて実り無しというのが大半だと思う。
それでも作者がMOREソフトを作るのは自分のザウルスを使い易くするためであり、そのソフトを公開した時に使って「ありがとう」「面白いよ」「役に立ったよ」と言ってくれる利用者の言葉が嬉しいからである。
初めから「金儲け」を目指すことも必要かもしれないが、今のザウルスをとりまく状況とMOREソフト市場を見れば「シェアウエアで金儲け」を目指すことなど夢に等しい。
私がこれまで見てきたMOREソフト作者達は自腹を切ってまでもSZABを購入しMOREソフトを公開してきたように思う。
ザウルスの可能性を信じて、ザウルスを使い易くするために、強いてはザウルス人口を増やすために。
そうやって徐々にMOREソフトを作ろうとする人が増えてきたところに「ゲームは推薦しない」という無神経なコメントだ。
ゲームを作ってきた作者はどう思う? これまでやってきたことが否定されたんだぞ。
こういった思いの一文と落ち込んだ作者への応援メッセージを書いてみた。
MOREコン自体は大変良い試みでまると&ざうまがで応援してきたつもりなんだが、入賞作発表という最後の最後で私の期待を裏切ってくれたな。
あの審査員のコメントじゃ入賞した人達も素直に喜べないだろう。 はっきり言って人選ミスだな。
MOREコンの汚点だよ。 後味の悪いコンテストだった。
■アイゲッティ情報
ざうまがFLASHとこの資料室WEBであれこれ解説済みなのですが、それらの中で辛口コメントしたためザウルスユーザーからの評判が非常に悪い。
こりゃいかんの〜と思い、アイゲッティを肯定的に解説してみた。 別にシャープさんの提灯持つわけじゃないけど「アイゲッティ」というPDAと考えれば良いのかも。
ただし、クイックパスを実際に使ってみないと本当の評価はできないな。
■お披露目会
東京と名古屋で開催が可能になった。 大阪は(^^; だ。
10号はアイゲッティ特集を入れたため&MOREコン特集が大半を占めたため、興味が内皮とはあまり読む物が無いかも。
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