■様々な通信用途に対応する「電話」

モバイルで必要となるデータ通信部分を担う「電話」はユーザーニーズに合わせて公衆電話、PHS、デジタル携帯電話と多用な選択が可能になりつつあります。

早くからデータ通信に対応していたPHSは通信経路としての機能に加え端末だけでEメールやFAXができるような高機能化をすすめており、PCやPDA不要のコミュニケーションツールといったジャンルを産みだしそうです。(中高生クラスのコミュニケータとなるかな?)

一方のでデジタル携帯電話もデータ通信に重点を置き始めており、データ通信部分の通話料金の割引、高速通信に対応したDoPaサービスの提供、データカード一体型端末の登場とPHSが得意としていた分野への進出が目立ちます。

公衆電話のモバイル対応も進み、現在普及しているISDN公衆電話を利用する場合はPCやPDA側にモデムやTAなどのデータ通信カードが必要でしたが、赤外線通信機能付きISDN公衆電話やComBaseなどではIrDA(IrMC)を使った光通信によりデータ通信カードを不要としました。

これらの公衆電話が普及すれば消費電力の大きいモデムカードを省略することができ、ザウルスでいえばモデムユニット部分にフラッシュメモリを積むことで大容量/低消費電力を実現することができます。


■PHS関連は->こちら

■デジタル携帯電話関係は->こちら

■赤外線公衆電話関係は->こちら


■その他の電話関係

sharp_tel.jpg (7973 バイト) ブラウザ付き電話機

シャープのブースに展示されていたマルチメディアホンです。

64bitRISC CPUで制御されておりユーザープログラムの実行も可能とか。

■INFO NEXTの腕時計型端末

基本的にはポケベルですが、データ通信サービスと組み合わせて活用できます。

腕時計型PDAとしてはSIIから「ラピュータ」が発表されており、今後どのような展開を見せるかが楽しみです。(そういえばビジネスショウにラピュータは展示されていたのだろうか(^^? 見落としたな)

info_next.jpg (16771 バイト)