■樹脂のコーディング
クリスタルアートで使っているコーティング用樹脂は光ファイバーなどの接着に利用されている紫外線による硬化可能な非常に透明度の高い樹脂です。
また、樹脂を重ね塗りした場合には下の層となじみ層の分かれ目が生じないため顔料の利用と相まって下地となる本来の塗装面の質感が反映した仕上がりとなります。
一番下の層になる部分 エアブラシで描いた部分と、手描きの部分が違和感無く繋がり、これだけでも十分な奥行きと広がりを現しています。 |
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樹脂を塗っているところ ザウルスのような小さなものは筆を柄って塗ることもできるそうですが、メビウスなどのパソコンの蓋などに塗る場合は樹脂をチューブに入れておいて大量にかけてから筆で伸ばしていくとか。 |
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秘薬(^^; 樹脂にこの粉末を混ぜると輝きが増すとか。 化粧品などにも使われているものだそうです。 |
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樹脂を硬化させるためのランプ 強力な紫外線を出すランプらしく直接目で見るのは危険だとか。 私が爪に描いてもらって...と言ったら、林氏は「皮膚ガンになっちゃうね〜」と笑っておられました。 |
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樹脂の上に箔などを載せる 一度樹脂を塗り、硬化させた上にレーザー箔や螺鈿などを載せていきます。 この時樹脂の粘りけが微妙に残っているため、貼り付くような感じで載っていきます。 |
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レーザー箔 通常の金箔より輝きが美しくなるよう特殊加工された箔で、金箔より高価なものだとか。 ある程度大きいまま使う場合と指先で細かく砕いて粉のようにして使う場合があります。 |
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螺鈿 貝殻を薄くスライスしたものを型抜きしたものです。 見かけ以上に高価なものだそうです。 |
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