1階ではエネルギーの有効利用などをテーマに、地球をどのように守るかを考える展示があります。
科学技術振興事業団の研究テーマ「都市交通の環境負荷制御システムの開発」の一環として慶應義塾大学環境情報学部の清水 浩 教授が開発した高性能電気自動車です。
開発総予算3億円とか。
スペック
6700(L)x1950(W)x1675(H) 2980kg 定員8人
電源はリチウムイオン充電池。(3.75V 88Ah 84x2<84本の電池ユニットを束にしたものが2個と思われる>)
電池は床下に組み込まれている。(総重量3.5kg)
ホイールドライブ:8輪の各ホイール内に強力な希土類磁石を利用したモーター、減速ギア、ブレーキを組み込んでいる。
最高速度:300km/h、0-400m加速性能:14.5秒、1充電走行距離:300km(100km定速走行時)デザイン及び製作はイタリアのI.D.E.A社
・KAZ公式ページ
・参考情報
1階に展示されているKAZ
3階〜5階への渡り廊下から見たKAZ
KAZを構成する各種技術要素
ゆとりのある展示スペース
広いフロアに展示スペースが展開されています。
ビデオ端末で説明を見ることができます。
実験コーナー
フロアの各所で説明員による実験が行われています。
オープンスペースで行われるため来館者も一緒に実験に参加できます。
太陽電池の実験
太陽電池で直接モーターを回している他、水を電気分解して酸素と水素を作る実験をしていました。
顕微鏡
ここでは微生物を見せていますが、各フロアの随所に顕微鏡が置かれており様々な物質を見ることができます。
地球環境との共生は住宅から。 環境に優しい素材を使ったりエアコンなどを使わなくても済むような建築上の工夫についての実物展示があります。
環境共生住宅の構造(科学未来館公式HPより)
日本家屋の構造が環境に優しいようです。
実物大
展示物は実物大の家です。
靴を脱いで上がります
展示物を見る際には靴を脱いで上がります。
説明員の人がいてその部屋の環境に対する工夫などを説明してくれます。
環境に優しい製品事例としてレンズ付きフィルム「写ルンです」を事例とした部品のリユースと素材のリサイクルを解説展示しています。
初期型はリユース/リサイクルへの配慮がほとんどなかった最新型のリユース/リサイクル状況
筐体と紙パッケージ、一部部品はリサイクルに回され、その他多くの部品がリユースされます。