全ての元凶ザウルスパワーコネクションの「8月病」

 昨年発売されたカラーザウルスの時は9月に入ってインターネットアクセスに障害が出るという9月病が発症し大問題となり対策用MOREソフトが配布されました。

 まさかパワーザウルスにはこんな事あるまいと思っていたのですが、リンクソフトのザウルスパワーコネクションのバグ「8月病」が発症しました。

 これはザウルスパワーコネクション経由でデータ(インターネットライブラリ、表計算、フォトメモリー、ボイスメモ、ワープロ)を転送した時にパワーザウルス上のリンク日付の月の部分が「0」になるというバグで9月に入るとこの部分は「1」になり、以降12月までリンク日付がおかしくなります。

 不思議なことにこの現象はレポートとインクワープロの転送では発生しません。

 このバグを発見したときは「新しいものにはバグがあるだろうし、データの表示などに問題はないからいいや」と甘い考えをしていました(即座にバグ情報をシャープ(株)には提供しました)が、それは大甘でした。(詳しくは「リストアできない」をご覧下さい)


1997/08/30 追加情報

 当初このバグの元凶はザウルスパワーコネクションがデータを転送するときに日付の設定を間違えるのだろうと判断していましたが、実際はパワーザウルス本体側の問題でした。

 パワーザウルスの内部日付を変えたりパソコン側の日付を変えるなどの探求を続ければ問題点がパワーザウルス側にあるというところまでわかったのですが、ちょっと甘かったかな。


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