新型ザウルス
■「凄い」の一言
本当にこの仕様で出せるのか? それは11月末まで分かりませんが、夢のあるザウルスです。
ハード面で考えるとMP3プレーヤーキット相当の内蔵は既定路線として、SDカードとキーボードを搭載してきたのは他のPDAとの差別化を一気に行おうという考えからでしょう。
Palm OS採用のPDAとザウルスとはその運用思想が根本から違うのに、雑誌等での比較記事は同列に扱うためザウルスが劣るとされることが多く、ユーザーとしても納得し難い状況でした。
新型ザウルスはモバイル・コンテンツビューアとして独自の路線を進むと思われます。(でもPocket PCとは比較されるな〜(^^;
・ハード面
CF TYPE2スロットの搭載はMI-P10直前に発表されたP-in Comp@ctを利用するために必要だと思われます。
SDスロットを採用したのは、今後予想される著作権を保護しつつオンライン販売されるコンテンツに対応するためでしょう。
・ソフト面
MPEG4再生機能に関してはハードウェアではなくソフトウェアによる再生と思われます。
見えて来ないのが全アプリケーションが縦方向に対応できるかどうかです。
縦方向専用キーボードを内蔵したので文字入力を必要とするアプリは縦方向をサポートすることが必須となるはずですが、MI-P10の中途半端さを見ると発売されたら非難囂々となるかも。
新型ザウルス高解像度画像 細かいところまでよく見えます。 でも、CEATEC開場に展示してある参考展示品とは微妙に異なっています。 |
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キーボードの出し方 キーボードはスクロールボタンの下に内蔵されています。 スクロールボタン部を下に引き下げることでキーボードが現れます。 |
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カラーバリエーション あくまでも参考展示ですが、5種類のカラーが用意されていました。 |
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MPEG4レコーダー&MP3 MPEG4ビデオ再生機能とMP3再生機能が標準搭載となりました。 |
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CFサイズのデバイス類 フラッシュメモリカード以外のデバイスも多数展示されていましたが、実際に利用できる/実現可能なものと未来の夢(モックアップ)がごっちゃになった展示でした。 |
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その他機器類 ザウルスもUSB時代が来ました。 ザウルスに搭載されている液晶パネルなど。 |