■ハード時代の終焉を迎えたビジショウ2000
例年ビジショウはコンピュータ関連のハードメーカーが勢揃いといった風情のある展示会でしたが、今年パソコン関連で出展したのはシャープさんぐらいと言った状況でSONY/松下/東芝/富士通/日立/NECといったメーカーは出展回避しています。
そのシャープさんにしてもSST+ザウルスを中心としているため、どうも集客力に欠ける雰囲気でした。
SSTのコンテンツはザウルスを持っている人でないと理解できないし、必要性も無いでしょう。
モバイルトレーディングとザウルス文庫ぐらいはザウルスを持っていない人も興味を抱いたようですが、その他のコンテンツ類に関しては説明を聞くだけで終わっていたようです。
今年のビジショウで一番元気が良かったのはNTTドコモでしょう。
大きなブースに現在〜未来の携帯電話、携帯端末が並べられ夢かき立てられる展示となっています。
J-PHONEやIDO、DDIなども大きなブースを構えて自社携帯電話を宣伝していました。
ザウのライバルPalmは大きなブースを構えて出展しており、自社製品だけでなく様々なオプション類を扱うショップもコーナーを構えていました。
盛況かと言うとそれほどでも無かったように思われ、巷で言われるほどPalm人気は高く無いのかも。(取材日はビジショウ初日だったから客層が違うのかも)
事前のニュースなどでは今年のビジショウをITビジネスフェア化と称している記事がありましたが、携帯電話を中心としたビジネスフェアというのが今年のビジショウでしょう。
かつてビジネスショウの花形だったコンピュータ類はPC WorldやWindows World、ネットワーク関連展示会などに回り、ビジショウと言いながらパーソナルな機器類のこぢんまりとした展示会になりそうです。
ざうまがとしてビジネスショウを取材する目的はザウルスに対するモバイル機器類の仕様調査などがあるのですが、その意味では今年は収穫がほとんどありませんでした。
Palmに関しては本体に関する情報は一般の店頭でも可能ですが、アクセサリ類をまとめて見る機会やTGRを見る機会が無かったため情報収集に役立ちました。
■今年の成果
ザウルス関連 | |
Palm関連 | |
電話機関連 | |
プチWeb | |
メール端末 | |
その他 |
■ビジネスショウ会場から速報(2000/05/23実施)
毎年恒例のビジショウ速報です。
今年は単体デジカメとザウルスの活用事例としての速報を行います。
旧速報システムはザウルスだけで撮影からWebへのアップロードまでを行ったのですが、新速報システムでは撮影部分を単体デジカメで行います。
また、旧システムではエディタとFTPぐらいしかMOREソフトを利用していませんでしたが、新システムでは各種MOREソフトを組み合わせた利用を行っています。
->旧システム事例
新システムはデジカメ(オリンパス C-820L)で撮影した画像をザウルスに取り込み加工などを行いWebにアップロードします。
MOREソフトを駆使して速報します。
->新システム
■速報用Web
ビジショウ当日は会場から即時画像等をアップロードします。
そのための専用Webを用意しました。
->速報用Web
5月23日には開始後1時間に1回程度の速報更新を
行う予定です。(行いました)
後日編集しなおしてビジショウ2000レポートとします。(上記のレポートに仕立て上げました)