■それは一通のメールから始まった

  1998年12月、私のところに1通のメールが届きます。

「京友禅仕様のザウルスです」と表題の付いたメールには、これまで見たことも無かったようなザウルスが...

パワザウ MI-506の場合
メビウス メビウスの場合

これらは京都にある「クリスタルアート」の林裕峰氏が手がけている「京友禅技法」を使い作成されたもので同氏のホームページによれば携帯電話やノートPCなども多数手がけているとか。

京友禅といえば着物や帯を思い描きますが、ハイテク機器であるノートPCやザウルスなどに施されると「こだわりのある」モバイラーにとっての価値は計り知れない物があります。


・クリスタルアートホームページ

http://member.nifty.ne.jp/cristal/ 実際に今回描いて頂いたザウルス関連各種が掲示されています。


1999年2月22日に京都のクリスタルアートを訪問し、実際に描いて頂きました。

その模様をまとめてみました。

デジカメの画像ではなかなか本物の持つ素晴らしさを表現できませんが、どのように描かれていくかをご覧下さい。

レーザー箔 特徴

林氏が描く作品の特徴は「京友禅技法」です。

伝統の中で生み出された素材を取り込むことで無機質なハイテク機器が生まれ変わります。

ザウルスポケット ザウポケをアートする

味気ないザウルスポケット(MI-110M)の蓋が見事に京都の春になりました。

パワーザウルス パワザウをアートする

ワーザウルス(MI-610)の蓋も見事に生まれ変わりました。

コミュニケーションパル コミパルをアートする

コミパルの白もこのよう変わります。

アニメで説明 アニメで見る製作過程

EVAアニメータを使って製作過程をアニメーションで表現してみました。

■おまけ

 自分でクリスタルアート

keybase.jpg (29055 バイト) 他の機器に描いて頂いている間に鍵などに自分で描くことができます。

最初に林氏がお手本に描いて、それを見ながら自分で描いていきます。

key.jpg (12974 バイト) これは車のキーに描いたものです。

ちなみに、キャラは「くまのプーさん」ですが、この状態で「販売」してるわけでは無いためcopyrightには引っかかりませんよ(^^;